同僚とは一線引いて接する
美容クリニックで働く同僚とは、一線を引いて付き合うことをおすすめします。
なぜなら、女性ばかりの職場は、全員と仲良くしようとしたり特定の人と深く接したりすると、トラブルに発展するリスクが大きいからです。
また、一方的なライバル視や嫉妬、陰口なども起こりやすいため、「浅く広く当たり障りなく」を基本姿勢としましょう。
美意識を高く保てることをプラスにとらえる
美意識を高く持ち続けられることをプラスにとらえると、美容クリニックという職場がありがたく感じられます。
見た目にこだわりすぎるのではなく、人から好意的にみられるための努力は、仕事以外でも必ず役に立つでしょう。
また、キレイでいることはその逆に比べてシンプルにメリットが多いです。
自分磨きが面倒になるときや、さまざまな我慢がきついと感じるときもあるかもしれませんが、仕事のためだけではなく自分に利点があることだととらえましょう。
きついだけの美容カウンセラーにメリットはある?
仕事がきついといわれる美容カウンセラーのメリットは、おもに5つあります。順番に見ていきましょう。
年収が高い
美容カウンセラーの給与は、美容業界の中で比較的高いとされています。
とくに初任給が高い傾向にあり、完全な未経験者からのスタートでも年収270万~300万円に期待ができるでしょう。
経験者はスタート時点で年収300万を超えるのが一般的で、スキルによっては業績手当などが加算され、年収400万~500万円になることもあります。
20代前半から働くと仮定すると、同年代の女性の水準からみてかなり高いといえます。
特別な資格がなくても働ける
美容カウンセラーのメリットのひとつとして、特別な資格が必要ないということがあげられます。
とくにスキルはないけど美容業界で働きたいという人には、ぴったりの職種といえるでしょう。
また、美容師免許を取得したりエステティシャンの技術を習得したりするのには時間がかかり、一人前になるまでは給与が安いというデメリットがあります。
美容医療の知識など学ぶことはたくさんありますが、免許や資格を必要としない美容カウンセラーの仕事は、やる気があれば誰でもできるところがメリットです。
対人関係を良好にするスキルが身につく
美容カウンセラーの仕事は、コミュニケーション能力やトークスキルが磨かれます。
なぜなら、美容カウンセラーはさまざまな個性を持つ来院者と1対1で話をするのがおもな仕事だからです。
話を聞き、共感し、相手の希望を読み取るスキルはプライベートの対人関係にも役立つでしょう。
プライベートでの人間関係が良好であると、生活が充実します。
仕事上で身につくスキルがプライベートを充実させ、相乗効果で仕事も楽しくなるというのは大きなメリットといえるでしょう。
仕事がなくなるリスクが低い
失業のリスクが低いのも、美容カウンセラーの大きなメリットのひとつです。
なぜなら、人間の「キレイになりたい」という願望はなくなることがないからです。
また近年では、安い価格のエステよりも、高額な美容医療で確実な効果を求める傾向が高くなっています。
とくに医療脱毛などの対象は徐々に低年齢化しており、美容クリニックの需要は今後も伸びていくと考えられています。
医療法人という環境も、仕事が安定する理由のひとつといえるでしょう。
転職の幅が広がる
美容カウンセラーの仕事を経験すると、転職の幅が広がるというメリットがあります。
なぜなら、美容カウンセラーは接客や営業、事務など複数の業務を臨機応変にこなす必要があるからです。
美容カウンセラーで身につけるスキルは、その後、さまざまな業種で役立つでしょう。
仕事そのものはきついと感じることが多いかもしれませんが、すべて自分の経験値になると考えると、決して無駄にはなりません。