脱毛サロンの面接では、どんなことを質問される?
印象が良くなる答え方や、NG例を知っておきたい……。
脱毛サロンの面接の前に、このように不安に思っている人は多いですよね。
この記事では、脱毛サロンの面接でされる一般的な質問や、シーン別(新卒・転職など)での質問を全部で55例!紹介しています。
最後まで読むことで、きっと自信を持って脱毛サロンの面接に挑めるはず!
面接の心構えや注意点なども参考にし、審査合格を目指しましょう。
※2024年4月の情報です。
※脱毛サロンによって面接の形態や質問内容は異なります。
脱毛サロンの面接で聞かれる一般的な10の質問例
脱毛サロンの面接でよく聞かれる、一般的な質問は以下のとおりです。
これは、脱毛サロンや美容関連の業種に限らず、どんな企業でも聞かれる可能性の高い質問なので、面接対策なども立てやすいでしょう。
1.なぜこの仕事を選んだのですか?
2.なぜ当社を選んだのですか?
3.あなたの長所や強みは何ですか?
4.あなたの短所や弱みは何ですか?
5.周りの人からどういう評価を受けていますか?
6.これまでにもっとも頑張ったのはどのようなことですか?
7.頑張れた理由は何ですか?
8.将来の夢や目標は何ですか?
9.他社は受けていますか?
10.自己PRをしてください。
上記の質問は、応募者の人間性や社会性を判断する意味合いが大きいです。
重要なポイントは、企業側にとって採用を判断しやすい返答をするということ。
当たり障りのない答えではなく、脱毛サロンで働くことを意識して答えましょう。
具体例は、以下のとおりです。
このように、応募先の脱毛サロンにとって自分がどういう存在になれるかを伝えると、面接官に好印象を与えることができるでしょう。
答えの中身より、方向性を意識するのがおすすめです。
脱毛サロンの面接で聞かれるちょっと難しい10の質問例
脱毛サロンの面接でよく聞かれる、返答が少し難しい質問は以下のとおりです。
不意に聞かれると答えに詰まってしまうので、しっかり対策を練って面接に挑みましょう。
1.あなたにとって仕事のやりがいとは何ですか?
2.入社後のキャリアプランは立てていますか?
3.失敗したときの対処方法はどのようなものですか?
4.入社したらどんな活躍をしたいと思っていますか?
5.目標達成のために必要なことは何だと思いますか?
6.10年前、どんな自分を想像していましたか?
7.10年後、どんな自分になっていたいですか?
8.あなたにとっての当社の魅力を教えてください。
9.あなたにとっての当社の弱点を教えてください。
10.当社の経営方針やビジョンをどのように思いますか?
上記の質問は、脱毛サロンに限らず、一般企業でも質問されることが多い内容です。
質問の目的は、入社後の働き方やビジョン、仕事に対する考え方を通して「自社にとって役立つ存在かどうか」を判断するためといって良いでしょう。
また、このような質問は、応募先の脱毛サロンが自分を雇うメリットをアピールできるチャンスでもあります。
具体例は、以下のとおりです。
「わかりません」ではもったいないので、あらゆる質問を想定して、よどみなく答えられるよう準備しておきましょう。
脱毛サロンの面接で聞かれる美容系ならではの10の質問例
脱毛サロンの面接でよく聞かれる、美容関連企業ならではの質問は以下のとおりです。
脱毛サロンや美容関連の仕事に対する考え方や、働き方についての質問がメインになるので、面接の前に考えを整理しておきましょう。
1.脱毛に関してどういうイメージを持っていますか?
2.実際に脱毛サロンやエステサロンに行った経験はありますか?
3.普段から美容にこだわっていることや気をつけていることはありますか?
4.スクールや独学で身につけたことはありますか?
5.自分が脱毛サロンの仕事に向いていると思えるのはどんなところですか?
6.アルバイトを含めて接客業の経験はありますか?
7.シフト勤務になりますが問題ありませんか?
8.土日出勤や残業などは問題ありませんか?
9.数カ月間の研修期間がありますが問題ありませんか?
10.取得している資格について詳しく教えてください。
このような質問は、応募者が脱毛サロン勤務に向いているかどうかの判断のためにおこなわれます。
意欲があっても、適性があるかどうかはわからないからです。
脱毛サロンスタッフとして、自分が最適な人材だとアピールを忘れないようにしましょう。
具体例は、以下のとおりです。
面接官に気に入ってもらいたいという気持ちで、メリットばかり挙げるのはおすすめしません。
世間的な評価もあわせ、自分なりの考えをきちんと述べるようにしましょう。
脱毛サロンの面接で聞かれる新卒生に対する10の質問例
脱毛サロンの面接でよく聞かれる、新卒生に対する質問は以下のとおりです。
学生時代に学んだことや印象深かったエピソードなどを、事前にまとめておくと良いでしょう。
1.専攻していた分野について詳しく教えてください。
2.学生時代でもっとも楽しかった思い出は何ですか。
3.学生時代でもっとも苦労したのはどのようなことですか?
4.乗り越えるためにどのような努力をしましたか?
5.学生時代にもっとも大きな成果を出したのはどのようなことですか?
6.学生時代にやり残したと思うことはありますか?
7.どんなサークルやクラブに入っていましたか?
8.リーダーシップをとった経験はありますか?
9.卒業研究はどのような内容でしたか?
10.当社の志望順位を教えてください。
上記の質問は、脱毛サロンに限らず一般企業でもよく質問されることです。学生時代、どのように過ごしてきたかを聞くことで、応募者の性格や人間性を判断します。
印象に残るような特別なことを話す必要はありません。
答えに詰まらないよう、予想できる質問に対して返答を用意しておくだけで充分です。
脱毛サロンの面接で聞かれる転職者に対する7つの質問例:同業種編
脱毛サロンの面接でよく聞かれる、転職者(同業種)に対する質問は以下のとおりです。
脱毛サロンを辞めてもなお、なぜ同じ職種を選ぶのかという点を、きちんと伝えられるようにしておきましょう。
1.前のサロンを辞めた理由は何ですか?
2.脱毛サロンでの仕事をどのように感じていましたか?
3.脱毛サロンの仕事を続けようと思ったのはなぜですか?
4.前のサロンでの成果を教えてください。
5.前のサロンでのポジションを教えてください。
6.前のサロンでの評価はどのようなものでしたか?
7.前のサロンでの経験を当社でどのように生かせると思いますか?
雇用側としては、一度脱毛サロンを辞めた=適性がないのでは?という点を厳しくチェックします。また、辞めたお店に対してどのような不満があったのかも探られるでしょう。
なぜなら、入社した後に、また同じ結果になるのであれば雇う意味がないからです。
前のサロンに対する不満や愚痴は言わず、あくまでも「自分が向いていなかった」「慣れることができなかった」というスタンスを通すことが大切です。
さらに、その反省を生かして今後どのように対処するかをあわせて伝えると良いでしょう。
脱毛サロンの面接で聞かれる転職者に対する7つの質問例:異業種編
脱毛サロンの面接でよく聞かれる、転職者(異業種)に対する質問は以下のとおりです。
これまでのキャリアを捨てて別な業界に転身する理由や、その経験をどのように生かせるかを伝えることが大切です。
1.前職を辞めた理由は何ですか?
2.美容系に転身しようと思った理由やきっかけは何ですか?
3.前職の役割や成果について教えてください。
4.前職でもっとも楽しかったことは何ですか?
5.前職でもっとも苦労したことは何ですか?
6.ミスしたときの対処法は何ですか?
7.前職の経験を当社でどのように生かせると思いますか?
上記のほかに、もし転職経験が2回以上ある場合は、その理由も質問されるでしょう。
転職癖がある人は、こらえ性がない(嫌なことがあったらすぐ辞める)と思われがちです。
そのような印象を与えないよう、どんな仕事についてもどうしても美容関連の仕事につく夢をあきらめられなかった、と思ってもらうことが大切です。
脱毛サロンの面接で最後に必ず聞かれる1つの質問
脱毛サロンに限らず、どんな企業でも最後に必ず聞かれる質問があります!
いわゆる「定番」の質問だと思う人もいるかもしれませんが、軽視してはいけません。「特にありません」と答えるのはNGです。
逆質問で判断されるのは、質問の内容ではありません。以下のように、応募者の意欲を知るための大事な要素です。
・応募先サロンや仕事自体にどれだけ興味を持っているか
・企業に関してどの程度調べてきているか
・入社後のシミュレーションをしているか
逆質問のためには、まずは応募先企業についてしっかり調べることが大事です。
サロン公式サイト、企業ホームページ、利用者の口コミなどにすべて目を通し、気になったことをピックアップして複数の質問を準備しておきましょう。
脱毛サロンの面接で質問回答以外に大切なこと
脱毛サロンの面接で大切なのは、質問に答えることだけではありません。以下の5つを参考にしてください。
面接時間は必ず守る
時間厳守は、社会人としての大前提。面接時間は必ず守りましょう。
10分前到着・5分前待機を心がけると良いですよ。
なんらかの事情で時間に遅れそうなときは、たとえ1分でも(ぎりぎり間に合いそうだとしても)連絡を忘れずにしてください。
また、現在はオンライン面接を実施している企業も増えています。
面接に使用するWebツールは必ず事前に動作チェックをし、wi-fiの調子も確かめておきましょう。電波状況が悪くなったときにそなえ、スマホのテザリングを使用できるようにしておくと便利です。
清潔な身だしなみを心がける
面接時の服装は、ビジネスフォーマルが基本です。
カジュアルになりすぎないよう、また華美にもなりすぎないよう気をつけてください。
髪型やメイクは、清潔感を出すようにし、アクセサリーは最小限に抑えましょう。
脱毛サロンは、衛生管理が非常に大切な場所です。応募者の第一印象が清潔感とかけ離れていると、それだけで印象が下がってしまいます。
また、オンライン面接の場合も手を抜かずにしっかり準備してください。対面での面接と同じく、足元までしっかり身だしなみを整えましょう。
相手の目を見て話す
面接のときは、面接官の目をしっかり見て話しましょう。きょろきょろしたり、目を伏せて話したりすると、気持ちが通じません。
また、面接官のほうも落ち着かない気持ちになり、接客業には向いていないと思われてしまう可能性もあります。
脱毛サロンは、不特定多数の人を相手にする仕事です。初対面の相手にどう対応するかも、面接ではしっかり見られています。
わかりやすい言葉で明確に答える
面接の質問に対する回答は、とくに難しい専門用語などを使う必要はありません。常識の範囲で敬語が使えれば充分です。
それよりも、相手にわかりやすく伝わりやすい言葉で、結論を明確に答えることが大切です。まず、聞かれたことに対する答えを言い、その理由やそう感じたきっかけなどを付け加えると良いでしょう。
脱毛サロンは、カウンセリングとはじめとした来店客との会話が必要です。相手に不快感を与えない、心地よいトークスキルが試されます。
「あの」「ええと」などは多用せず、迷わずはっきりと返事ができるよう準備してください。
答えられないことは正直に伝える
質問の答えに詰まったときは、正直にそう伝えましょう。
適当に答えたり言葉を濁したりするよりも、わからないことはわからないと答えるほうが、印象が上がります。
また、わからないで終わらせるのではなく「自分なりに考えます」「もっと勉強して自分にとっての答えを見つけたいと思います」など次につながる返答をすることも大事です。
脱毛サロンでは、脱毛に関して素人である来店客にいろいろ質問をされることもあるでしょう。面接では、難しい質問をされたときや答えに困ったときの対処法も、判断されていると意識してください。
脱毛サロンの面接前に質問に対する考えをまとめておくことが大事
脱毛サロンの面接では、あらゆる質問が想定されます。今回紹介した55の質問例の他にも、予想もつかない質問があるかもしれません。
すべてに答えを準備する必要はありませんが、自分の考えや気持ちを整理しておくことは大切です。
応募先の脱毛サロンで働きたい・脱毛サロンスタッフの仕事をしたい、という意欲があれば、企業や業種に対する考えは自然と明確になるでしょう。
また、応募先企業にとって自分がどんなメリットを与えられるかをアピールできるよう、自分自身に自信を持って面接に挑みましょう。