主婦がエステティシャンになるには、休日の希望が通りやすいサロンを選ぶのがおすすめです。
毎週〇曜日といった固定休みではなく、家族の休日や予定に合わせてランダムに休みをとれる職場なら、主婦でも働きやすいでしょう。
また、幼稚園や学校に通っている子どもがいる場合は、夏休み/冬休み中にまとまった休暇をとれるサロンや、勤務時間と日数を減らしてくれるサロンを選ぶと良いですよ。
3.扶養内/扶養外での勤務を選べるか
主婦がエステティシャンになるには、扶養のラインを超えるか超えないかを事前に決めておかなければなりません。
扶養内で働きたい場合は、規定の時間や収入をオーバーしない範囲で働けるかどうかが重要になります。
また、扶養を外れてバリバリ働くつもりでも、サロンによっては、無資格・未経験の主婦はパートのみの雇用というケースがあるかもしれません。
配偶者とも事前に話し合い、希望の収入枠で働ける職場を選びましょう。
4.スタッフや顧客と年齢層が合うか
主婦がエステティシャンになるには、年齢層に合ったサロンで働くことが大切です。
スタッフの平均年齢はもちろんのこと、利用客の年齢層をサロンホームページで事前に確認しておくと良いでしょう。
年齢層に合わないサロンに就職すると、条件が良くても居心地が悪く、働くのが苦痛になってしまいます。
また、指名やコスメ販売の成績などにも影響してくるため、利用客の年齢層はとくに重要です。
5.急な欠勤や遅刻・早退に対応してもらえるか
主婦がエステティシャンになるには、急な欠勤や遅刻早退に対応してもらえる職場を選ぶのがおすすめです。
とくに幼い子どもを育てている主婦は、子どもの急な体調不良などで欠勤などを余儀なくされるケースがあります。
欠勤や遅刻早退をしないにこしたことはありませんが、万が一の場合に備えて、職場側の対応を事前に確認しておく必要があるでしょう。
もちろん、自分自身もシフト外の勤務要請にできるだけ応えることが大切です。
主婦がエステティシャンになるメリット5つ
主婦がエステティシャンになる5つのメリットを、くわしく説明します。
人生経験を活かせる
主婦エステティシャンには、人生経験を活かせるという強みがあります。
コンプレックスを解消したい人、今よりもっとキレイになりたい人の気持ちに共感することができ、利用客ひとりひとりに寄り添った施術をおこなえるでしょう。
また、年齢を重ねることによる体調の変化や、仕事と家事育児によるストレスを理解できるのは、主婦だからこそのメリットといえます。
顧客からの信用を得やすい
主婦エステティシャンは、顧客からの信用を得やすいというメリットがあります。
なぜなら、多くの人生経験を積んでいるエステティシャンの言葉には説得力があり、この人にお任せしたいという気持ちが自然と湧くものだからです。
仕事や家事育児の経験はもちろんのこと、年齢を重ねるにしたがってさまざまな身体の変化と向き合ってきた主婦エステティシャンにこそ、指名や物販の売り上げを伸ばすチャンスに恵まれています。
生活にハリが生まれる
主婦をしながらエステティシャンとして働くメリットのひとつに、生活にハリが生まれるという点があげられます。
報酬も休みもなしで同じ家事を毎日繰り返す主婦の仕事は、ストレスがたまりやすく、生きがいを見失ってしまうこともあるでしょう。
専門スキルを持つエステティシャンの仕事は利用客の満足をダイレクトに感じることができ、労働に見合った報酬を手に入れられます。
社会の一員として働いている実感や、人の役に立っているという喜びが、新しい生きがいとなるかもしれません。
生涯現役で働ける
エステティシャンは、生涯現役で働ける職種です。
知識とスキルが重要視される仕事なので、体力さえ続けば60代でも70代でも働けます。
専業主婦として毎日を暮らしていると、老後の生活資金が心配になったり、配偶者の定年退職後の生活が心配になったりするでしょう。
そんなとき、自分が手に職をつけて働き続けることで、収入が安定し目的のある毎日を過ごすことができます。
子育てが終わったら、フルタイムで働くことも不可能ではありません。