ネイリストになりたい理由が消極的
ネイリストになりたい理由が消極的だと、書類審査で落とされてしまう可能性が高くなります。
おもな例は、以下のとおりです。
・美容業界に興味があり、その中でネイリストを選んだ
・頑張れば自分でもなれそうな職業だから
・専門的なスキルを身につけたかったから
このような理由では、本気度や意欲が伝わりません。
志望動機では、なぜ他の職業ではなくネイリストなのかという部分が重要視されるのです。
ネイリストへのあこがれがメインになっている
志望動機が、ネイリストへのあこがれや興味がメインになっている場合、サロンの戦力として見なしてもらえないことがあります。
なぜなら、企業側は「ネイリストになってからの将来性」を重視するからです。
ネイリストになることをゴールにしているような志望動機では、入社後の成長見込みがないと判断されることもあります。
ネイリストになるのはあくまでスタートであり、その後どのような活躍をしてサロンに貢献するかが大切です。
待遇や条件面を理由にあげている
志望動機に、給与を含めた待遇面や条件面を書くのはご法度です。
仮に、待遇や勤務条件などが魅力的で応募をする場合でも、それを志望動機に書いたり面接で話したりするのはやめましょう。
待遇や条件に触れると、人事担当者に「ラクに働けそうだから応募をした」と思われてしまうかもしれません。
前職への不満を述べている
志望動機のNG例として、前職の不満について書くことがあげられます。
人間関係や待遇面などの事情で辞めざるを得なかったというと、企業側に「仕事が続かない人」や「こらえ性のない人」という印象を与えてしまいます。
ネイリストとしてすぐれた素質を持っていても、不満があると辞める可能性がある人材は雇用してもらえないでしょう。
将来的な独立を示唆している
志望動機の中で、ネイリストとしての成長意欲を見せるのは大切ですが、独立を視野に入れたヴィジョンを伝えるのはおすすめしません。
なぜなら、「将来的な独立のために修行をさせて欲しい」と受け取られてしまう可能性があるからです。
企業が求めるのは、あくまでも自社で活躍して利益を上げてくれる人材です。
最終的な目標が独立でも、それは自分の胸だけにしまっておいてください。
まとめ
ネイリストの志望動機は、ネイルが好きというだけではなく、「なぜ好きになったのか」「なぜプロになろうと思ったのか」までくわしく書くのが大切です。
志望動機は誰が書いても似たような内容になってしまうことが多いので、その中で、明確で説得力のある動機や具体的なエピソードが書かれていると、ライバルとの差をつけられますよ。
人事担当者の印象に残る志望動機を書き、ネイリストとしての1歩を踏み出しましょう!