営業力
セールストークやプレゼンなどの営業力を身につけると、資格なしでもマッサージ師として活躍できる可能性があります。
なぜなら、利用客にマッサージのメニューを案内したり提案したりするのも、マッサージ師の仕事の一部だからです。
また、今後もリピートしたいと思ってもらうには、マッサージの技術はもちろんのこと、営業力の高さも重要となります。
資格なしのマッサージ師がこれから資格を取るなら?
マッサージ師の仕事は、資格なしとありでは給与や待遇が異なります。これから取得を目指すのにおすすめの資格を紹介します。
お金と時間に余裕があるなら国家資格がおすすめ
お金と時間に余裕があるなら、国家資格取得を目指すのがだんぜんおすすめです。
国家資格を持つマッサージ師は職場の選択肢が増え、収入にも影響するからです。
マッサージ師のおもな国家資格は、以下の3つです。
・あんまマッサージ指圧師…文部科学大臣または厚生労働大臣が認定する学校に3年以上通い、国家資格試験に合格して免許を取得
・鍼灸(しんきゅう)師…専門学校か鍼灸学科がある大学(短大)に通い、国家資格試験に合格して免許を取得
・柔道整復師…文部科学大臣または厚生労働大臣が認定する学校に3年以上通い、国家資格試験に合格して免許を取得
上記の他、あんまマッサージ指圧師を含む医療系の国家資格取得者のみ受験ができる、リフレクソロジー資格やリンパドレナージュの資格もあります。
働きながらチャレンジするなら民間の資格もあり
専門学校に通うための授業料や時間に余裕がない人は、資格なしのマッサージ師として仕事をしながら民間資格を取得する手段もあります。
マッサージ師の民間資格には、おもに以下の種類があります。
・リンパケアセラピスト
・整体ボディケアセラピスト
・JREC日本リフレクソロジスト認定機構資格
・アロマリンパセラピスト
・ゆがみ矯正インストラクター
上記の他、特定のマッサージに特化した民間の講座や検定もたくさんあるので、ぜひ挑戦してみましょう。
資格なしでスタートしたマッサージ師のキャリアプラン
資格なしで始めても、努力次第でキャリアアップできるのがマッサージ師の仕事です。おもなキャリアプランを3つにまとめました。
地道に努力して指名客を増やす
資格なしでマッサージ師になった後は、ひたすら努力を積み重ねて指名客を増やしていきましょう。
指名してくれるリピーターがいると、基本給にインセンティブがプラスされます。
人気マッサージ師になれば職場内での評価が上がり、昇給にもつながるでしょう。
そのためには、顧客からの信頼を得られるスタッフになる努力が欠かせません。
マッサージの技術だけではなく、接客対応やコミュニケーション能力、高い営業力も必要となるでしょう。