アロマセラピストのおもな仕事内容
アロマセラピストの仕事内容は、おもに以下の3つとなります。
カウンセリング
アロマセラピストは、まず訪れた利用客に対してカウンセリングをおこないます。
心身の不調や、どのような癒しを求めているかをヒアリングし、利用客に合うアロマオイルを提案します。
ときには悩み相談のような形になることもあるかもしれません。
40代という年齢を活かし、利用客によりそってしっかり話を聞いてあげましょう。
アロマグッズの販売
アロマセラピストは、利用客が求める癒しを与えられるアロマを提案し、オイルやソープ、キャンドルを販売します。
このとき、最適な使い方や使用シーンなどのアドバイスをおこなうこともあります。
利用客側に、勧められたアロマグッズを使えば快適な時間を過ごせるだろうと思ってもらえるようなトーク力が必要です。
アロマトリートメント
リラクゼーションサロンに勤めるアロマセラピストは、アロマの販売だけではなく、ボディトリートメントもおこないます。
アロマセラピストはマッサージ師ではないため、施術内容はあくまでも「トリートメント」になります。
サロンの規模や利用人数によっては、体力勝負になるでしょう。
40代からアロマセラピストになる方法
アロマセラピストは無資格で働くことが可能です。40代からアロマセラピストになる方法を、3つに分けて解説します。
専門スクールに通う
40代からアロマセラピストになるのに、もっともおすすめの方法は専門スクールに通うことです。
近年では、一般的な美容学校でもアロマ系に特化したコースが設立されている他、公益社団法人・NPO法人、一般社団法人が運営する養成スクールも増えています。
エッセンシャルオイルの知識やトリートメント技術だけではなく、芳香療法についてより詳しく学べるのがメリットです。
先行投資が必要ですが、アロマセラピストになる最短ステップといって良いでしょう。
独学で民間資格を取得する
アロマセラピスト養成スクールに通うにはお金も時間も足りない……という人は、まず自力で勉強を始めましょう。
書籍やインターネットなど、アロマについて独学できる手段はたくさんあります。
アロマセラピストには、スクール卒業などの条件をもうけていない民間の資格や検定があるので、意欲さえあれば資格をとって仕事を始めることができるでしょう。
一方、勉強期間が長くなってしまうことや実際にトリートメントなどの練習ができないこと、勉強用のアロマグッズを自費で購入しなければならないといったデメリットもあります。