美容カウンセラーに向いてる人ってどんな人?
美容カウンセラーの仕事に興味があるけど自分が向いてるかどうかわからない……
向いてる人じゃなくても美容カウンセラーを目指すことはできる?
このような悩みをかかえていませんか?
この記事では、美容カウンセラーに向いてる人の10の特徴をくわしく解説しています。
ひとつでも当てはまることがあれば、美容カウンセラーを目指す価値あり!
ぜひ最後まで読み進め、美容カウンセラーの適性があるかどうか、見つめ直してみましょう。
契約をとるのが上手な、優秀な美容カウンセラーの共通点も紹介しています。
※2024年5月時点の情報です。
美容カウンセラーに向いてる人の10の特徴
美容カウンセラーに向いてる人の特徴を、TOP10にして紹介します。当てはまる部分があるかどうか、チェックしてみましょう。
1.美容にくわしい人
美容カウンセラーに向いてる人とは、美容にくわしい人です。
なぜなら美容カウンセラーは、在籍する美容クリニックの施術や予想できる効果、根拠などを患者に説明するのが仕事だからです。
施術に関することだけではなく、美容全般に詳しくなければ説得力のあるカウンセリングをおこなえません。
美容関連の中でも美容形成や整形、皮膚治療、医療脱毛などにとくに興味があり、知識を見つけている人は美容カウンセラーの素質があるでしょう。
2.人の話を聞くのが得意な人
美容カウンセラーに向いてる人とは、人の話を聞くのが得意な人です。
なぜなら、美容クリニックを訪れる患者は、まず自分の悩みを聞いて共感して欲しいと感じているものだからです。
見た目の悩みや治したい部分について聞いてもらって初めて、アドバイスや治療の提案を受け入れる気持ちになれます。
話の腰を折らず、適度に相槌を打ち、自然なタイミングで話の続きをうながすことができる、いわゆる「聞き上手」な人は美容カウンセラーに向いているといえるでしょう。
3.相手に信頼されやすい人
美容カウンセラーに向いてる人とは、相手に信頼されやすい雰囲気を持っている人です。
この人のアドバイスや治療の提案なら間違いなさそうだ、という信頼感や安心感が契約につながり、美容カウンセラーとしての評価が上がります。
見た目の雰囲気だけではなく、物腰や表情、話し方も影響するため、タイプ的に違っていても後から身につけることは可能です。
4.コミュニケーション能力が高い人
美容カウンセラーに向いてる人とは、コミュニケーション能力が高い人です。
ただ話し上手なだけではなく、美容カウンセラーには臨機応変な対応も求められます。
患者ひとりひとりに合わせてコミュニケーションをとることができ、相手の反応にすばやく対応できるタイプの人は、美容カウンセラーの資質があるといえるでしょう。
5.アドバイスやプレゼンが得意な人
美容カウンセラーに向いてる人とは、アドバイスやプレゼンが得意な人です。
なぜなら、美容カウンセラーはクリニックを訪れる患者の話を聞くだけではなく、提供しているメニューの提案をし、契約を結ぶところまでが仕事だからです。
ただ相談して満足して帰られてしまっては、クリニックの利益にはなりません。
決して押しつけがましくなく、施術を受けて美しく変身した姿を想像できるようなプレゼンは契約につながりやすく、美容カウンセラーとしての評価が上がるでしょう。
6.人に何かしてあげるのが好きな人
美容カウンセラーに向いてる人とは、人に何かしてあげるのが好きな人です。
なぜなら、美容クリニックは利用者の悩みやコンプレックスを医療で改善する場所だからです。
美容カウンセラーは、その窓口ともいえる存在です。
他人が喜んでいる姿を見て自分も嬉しくなってしまう、自分の手で人を喜ばせるのが好きというタイプの人は、美容カウンセラーという仕事にやりがいを持って向き合えるでしょう。
7.最先端の情報を入手するのが上手な人
美容カウンセラーに向いてる人とは、最先端の情報や流行を入手するのが上手な人です。
なぜなら、美容カウンセラーはカウンセリングの際に、利用者と美容について話をする機会が多いからです。
美容クリニックに在籍するカウンセラーであるからには、当然、利用者よりも最新の美容にくわしくなければなりません。
普段から美容系の情報にアンテナを伸ばし、積極的に情報をチェックしている人は、カウンセリングの内容が充実し、説得力のあるセールストークを展開できます。
8.勉強熱心で向上心がある人
美容カウンセラーに向いてる人とは、勉強熱心で向上心がある人です。
なぜなら、美容医療は年々需要が高まっており、技術が進化し続けているからです。
人気の高い医療脱毛やダーマペンなどを積極的に取り入れるクリニックや、脱毛特化のクリニックが医療ハイフを展開することも珍しくありません。
すでに身につけた知識だけで満足せず、つねに探求心を持って学ぶ姿勢を維持できる人が、美容カウンセラーに向いています。
9.メンタルが強く安定している人
美容カウンセラーに向いてる人とは、メンタルが強く安定している人です。
なぜなら、美容クリニックという場所は実にさまざまな悩みと望みが持ち込まれるものだからです。
ああなりたい、こうなりたい、だけど切らずに治したい──など、プロから見ると「わがまま」としか思えない希望をする患者もいます。
また、イメージどおりの仕上がりではないとクレームを入れる患者も少なくないでしょう。
患者の話は新味になって聞き、真剣に受け止め、それでいて仕事と割り切って先に進めるメンタルの強さが、美容カウンセラーには求められるのです。
10.見た目に気を遣っている人
美容カウンセラーに向いてる人とは、見た目に気を遣っている人です。
なぜなら、美容カウンセラーや受付スタッフは美容クリニックの顔といえる存在だからです。
美を求める人が訪れる場所に、身なりに気を遣わないスタッフがいては話になりません。
もともとの造作やスタイルにかかわりなく、いつもキレイでいるための努力は怠らないようにしましょう。
契約をとれる優秀な美容カウンセラーの共通点
美容カウンセラーに向いてる人の中でも、とくに優秀な美容カウンセラーの共通点を解説します。
営業職の経験がある
営業職の経験がある人は、契約をとれる優秀な美容カウンセラーになれる可能性が高いです。
なぜなら、美容カウンセラーの最終的な仕事は、美容治療のメニューを提案し契約を結んでもらうことだからです。
営業のノウハウを持っている人やセールストークが上手な人は、美容カウンセラーとして良い成績を残せるかもしれません。
見た目やしゃべり方が癒し系である
契約をとれる成績優秀な美容カウンセラーの共通点として、見た目が癒し系という点があげられます。
外見がキリっとしていてバリバリ仕事ができそうなキレイ系より、ふわっとした癒し系のほうが、患者に安心感を与えられるからかもしれません。
内容は同じセールストークでも、なぜか圧を感じさせないのも、癒し系のメリットのひとつです。
実は外見にコンプレックスがある
意外なところで、実は外見にコンプレックスがある人のほうが優秀な美容カウンセラーになれるという共通点があります。
なぜなら、外見にコンプレックスを持っている人は、美容クリニックに訪れる患者の気持ちに共感できるからです。
コミュニケーション能力や営業スキルが高くても、自分に自信を持っている人は、美容医療を選択する人に心から共感することはできません。
ひそかにコンプレックスを持ち、それをカバーするべく努力をしている人こそ、美容カウンセラーに適しているのです。
美容カウンセラーに向いてない人の特徴
美容カウンセラーに向いてない人の特徴を、3つに分けて解説します。
悩みを打ち明けづらい雰囲気を持っている
悩みを打ち明けづらい見た目や雰囲気、話し方の人は、美容カウンセラーに向いていません。
なぜなら、患者が求めるのは、親身に話を聞いてくれて、改善の方法を一緒に考えてくれるカウンセラーだからです。
第一印象がとっつきにくかったり、事務的にカウンセリングを進めていくような話し方だったりすると、そのクリニックで施術を受けようとは思わないでしょう。
見た目がキツイと思われがちな人は、メイクやしゃべり方を変えてみるのがおすすめです。
コミュニケーション能力が低い
コミュニケーション能力が低い人は、美容カウンセラーに向いていません。
なぜなら、クリニックに持ち込まれる悩みは人それぞれで、ひとりひとりに合わせた対応が必要となるからです。
マニュアルどおりの対応は説得力がなく、メニューを提案されても受け入れるのが不安になってしまいます。
コミュニケーション能力に自信がない人は、学校や職場で積極的に人と触れ合い、さまざまなタイプの人と接してスキルを身につけましょう。
人にものを勧めるのが苦手
人にものを勧めるのが苦手な人は、美容カウンセラーに向いていません。
なぜなら、美容カウンセラーはカウンセリングで患者の話を聞き、クリニックが提供しているメニューをおすすめして契約につなげるまでが仕事だからです。
相手が迷っているときは強めにプッシュしたり、オプションメニューをおすすめしたりしなければならないときもあります。
相手に嫌な思いをさせないというのは大事ですが、仕事と割り切ってセールストークをするのも美容カウンセラーに求められる素質のひとつです。
向いてる人じゃなくても美容カウンセラーは目指せる
タイプ的に向いてる人ではなくても、美容カウンセラーを目指すことは可能です。理由を4つに分けて解説します。
美容カウンセラーに資格や免許はない
美容カウンセラーになるための国家資格や免許は、現在のところ日本国内にはありません。
そのため、なりたい気持ちさえあれば無資格で挑戦することができます。
ただし、大手の美容クリニックでは、大卒や実務経験〇年以上といった条件をつけていることがほとんどです。
一方、小規模クリニックや個人で開院しているクリニックは、学歴・経験不問で応募できるケースが多くあります。
コミュニケーション能力を鍛えることが大切
美容カウンセラーに向いてる人ではなくても、コミュニケーション能力は努力次第で身につけることができます。
カウンセリングにおいてもっとも大切なのはコミュニケーションなので、美容カウンセラーを目指すなら、独学で鍛えておくと良いでしょう。
インターネットや書籍で、初対面の人と打ち解ける方法や職場で好かれやすい人の話し方、自然な笑顔の作り方などを研究してみるのがおすすめです。
また、スマホを使って自分の話し方や笑顔を録画してみると、他者からの第一印象がわかりますよ。
接客業の経験があると◎
美容カウンセラーに向いてる人の特徴に当てはまらなくても、接客業を経験したことがある人は、美容カウンセラーになれる可能性があります。
なぜなら、美容カウンセラーは接客業のひとつであり、さまざまなタイプの人に臨機応変な対応が求められるからです。
接客スキルは、経験を積むことでしか身につけることができません。
接客業とは無関係な異業種からの転職や、新卒での就職よりも、接客業の経験がある人のほうが重宝されるでしょう。
独学で民間資格を取得すると就職に有利
美容カウンセラーになるための資格はありませんが、カウンセラーにおすすめの民間資格はあります。
おもな資格は、以下のとおりです。
・スキンケアカウンセラー
・精神対話士
・接客サービスマナー検定
・コミュニケーション能力認定検定
・セールススキル検定
このような資格を取得しておくと、クリニックによっては資格手当を支給してもらえることがあります。
また、試験の合否にかかわらず、資格取得のための勉強そのものが美容カウンセラーのスキルを身につけることに役立つでしょう。
まとめ
美容カウンセラーは、美容業界の中では珍しく、施術に関わらない特殊な仕事です。
専門的なスキルを身につけたり身体を酷使したりすることはなく、座って対話をすることが1日の大半を占めます。
しかし、患者へのカウンセリングやメニューの提案がおもな業務である美容カウンセラーの仕事は、逆に、向いてる人が限られるともいえます。
誰もができる仕事ではないので、美容カウンセラーに向いてる人の特徴に当てはまる項目があれば、ぜひチャレンジしてみてくださいね。