脱毛サロンで働くメリットやデメリットはなに?
脱毛サロンの仕事に興味があるけど、デメリットが多いというのは本当?
このように迷っていませんか?
脱毛サロンで働きたいと思っても、少し調べると働くことのデメリットがたくさん目について悩んでしまいますよね。
この記事では、脱毛サロンで働くメリットとデメリットをまとめて解説しています。
さらに、脱毛サロンで働くのに向いている人・向いていない人も紹介しているので、最後まで読めば脱毛サロンで働くかどうかを決めることができるでしょう。
ぜひ参考にしてください!
※2024年4月の情報です。
※勤務形態その他は脱毛サロンによって異なります。
脱毛サロンで働くデメリット
脱毛サロンで働くデメリットを、5つに分けて紹介します。
肉体労働である
脱毛サロンの仕事は、基本的に肉体労働です。
というのも、休憩時間をのぞいてほぼ立ち仕事である他、施術中は業務用脱毛機を操作し、顧客の腕や脚を持ち上げたり体勢を変えさせたりと、動きっぱなしだからです。
施術に入っていないときは、個室やメイクルームの掃除やアメニティの補充といった雑務もあり、ゆっくり休む暇がありません。
しいていえば、カウンセリングに入るときだけ、椅子に座ることができる状態です。
慣れないうちは身体が疲れ、脱毛サロンで働くことのデメリットを感じてしまうでしょう。
残業が多い
脱毛サロンで働くデメリットとして、残業が多いことがあげられます。
なぜなら、脱毛サロンの施術は終わる時間がはっきり決まっていないためです。
閉店時間や最終受付時間は決まっていても、施術次第では時間が伸びてしまうこともあるでしょう。これは、美容室やエステサロンにも同じことがいえますね。
業務中のスタッフは、退勤時間になったからといって、途中で仕事をやめるわけにはいきません。
自然と残業が多くなり、人によってはこれをデメリットと感じることも多いようです。
土日祝日に休めない
脱毛サロンで働くデメリットのひとつは、土日祝日に休めないということです。
なぜなら、脱毛サロンはサービス業のため、大多数の人が休日になる土日祝日にこそオープンするのが基本だからです。
周りの人が楽しく休日を過ごしているときに働くことになるのは、ときどき嫌になってしまうかもしれません。
また、自分の友達や恋人と休みが合わないことをデメリットに感じる人も多くいます。
現在では年中無休の脱毛サロンが増えているため、このデメリットは避けようがないといえるでしょう。
同性が多い職場環境である
同性が多い職場であることも、脱毛サロンで働くことのデメリットと感じる人もいるでしょう。
脱毛サロンは、スタッフだけではなく、メンズ脱毛サロンなどに勤めない限りは来店客もほぼ女性です。女性特有の付き合いが苦手な人にとっては、大きなデメリットといえます。
同性に囲まれて毎日を過ごすことになるため、精神的に疲れてしまうこともあるかもしれません。
また、顧客の中には、女性同士ということもあって不満や文句などを強くぶつけてくる人がいる可能性もあります。
ノルマを課せられる
脱毛サロンによりますが、売り上げノルマはサロンで働くことの大きなデメリットといえます。勧誘やセールストークが苦手な人にとっては、新規カウンセリングを担当することを苦痛に感じることもあるでしょう。
売り上げ目標があるだけでプレッシャーを感じたり、自分だけが契約をとれずに肩身の狭い思いをしたりといったデメリットが生じます。
ただし、厳しいノルマを課す脱毛サロンはそれほど多くはありません。
ノルマ未達成によるペナルティなどはほぼなく、売り上げはサロン全体の「目標」としている企業が増えています。
脱毛サロンで働くメリット
脱毛サロンで働くメリットは、おもに以下の6つです。
人に喜ばれる仕事である
脱毛サロンは、人の喜びをダイレクトに感じられる仕事です。
なぜなら、脱毛サロンはムダ毛の悩みを解決したい人が訪れる場所であり、スタッフの手によって希望をかなえることができるからです。
人が喜ぶ姿や感謝されることが、働くことのやりがいとなるでしょう。
やっていて良かった・喜んでもらえて良かった、と思えることは、脱毛サロンで働く最大のメリットといえるかもしれません。
業務にメリハリがある
脱毛サロンで働くメリットのひとつとして、業務にメリハリがあることがあげられます。
なぜなら、脱毛サロンの仕事には常に変化があり、同じことの繰り返しにはならないからです。同じ脱毛施術でも、来客によって作業が異なり、接客方法も違ってきます。
その都度ベストな対応を自分で考えて判断し、それを実行していく毎日は、非常に刺激のあるものになるでしょう。
また、脱毛サロンの仕事は脱毛施術だけではなく受付や電話応対、雑務など多岐にわたるため、退屈になることはありません。
運動不足になる心配がない
運動不足をふせげることも、脱毛サロンで働くメリットのひとつといえます。
体力的にきついと感じる人も多いですが、そのぶん身体を動かしているということ。働くことが運動になるため、健康と美容に役立ちます。
ダイエットしたいと思っている人にはもちろんのこと、代謝が上がって太りづらい体質を目指せることも、脱毛サロンで働く大きなメリットです。
美容に詳しくなり綺麗になれる
美容にこだわり、常に綺麗になりたいと努力している人にとって、脱毛サロンはメリットだらけの職場です。
なぜなら、スタッフとして美容に関する知識を習得できるだけではなく、綺麗になりたい人が集まる空間だからこそ、自然と美意識が高まるからです。
また、研修期間中に脱毛を体験したり、サロンコスメを社員価格で購入できたりと、具体的なメリットも多くあります。
努力次第で高収入を目指せる
脱毛サロンは、自分の努力次第で高収入を目指すことができます。
なぜなら、脱毛サロンにもよりますが、新規契約獲得や指名などでインセンティブがつくことが多いからです。
自分の頑張りが目に見えて評価されることは、脱毛サロンで働くメリットのひとつといえます。
今以上に稼ぎたい人や、成果を正当に評価して欲しい人、収入額が働くことのモチベーションになる人は、脱毛サロンに大きなメリットを見出すことができるでしょう。
将来性の高い仕事である
脱毛サロンで働くメリットは、将来性の高い仕事で実績を残せることです。
なぜなら、美容関連の仕事はなくなることがなく、ムダ毛に悩む人は必ず一定数いるからです。
現役世代が脱毛を完了させたり、少しお金をかけて医療脱毛に転向したりといったことがあっても、次は若い世代が安い価格でムダ毛のお手入れをしたいと行動するようになるでしょう。
また、脱毛サロンで身につけたスキルは決して無駄にならず、さまざまな業界で役に立つこともメリットのひとつです。
経験を積み、個人事業主として脱毛サロンを起業することも夢ではありません。
脱毛サロンで働くのに向いている人
脱毛サロンで働くのに向いているのは、以下の5つのタイプに当てはまる人です。
人とかかわるのが好き
人とかかわるのが好きな人は、脱毛サロンで働くのに向いています。
なぜなら、脱毛サロンは常に新しい出会いの連続だからです。初対面の人と話をし、常連客の話を聞き、常に人と触れ合うことができます。
人が集まる場所やにぎやかな空間が好きな人にとって、脱毛サロンで働くのは楽しい毎日となるでしょう。
美容に興味がある
美容に興味があったりこだわりを持っている人は、脱毛サロンで働くのに向いています。
なぜなら、脱毛サロンは働くだけで自然と美容に詳しくなれるからです。
自力では習得できなかった知識や、美容に関する最新の情報を手に入れることができるでしょう。
また、周囲にも同じように美容に詳しい人が多く集まり、顧客も美容に興味がある人ばかりなので、話をするのも楽しくなります。
綺麗好き
掃除や整理整頓が得意で綺麗好きな人は、脱毛サロンでその長所を生かすことができます。
なぜなら、脱毛サロンはその性質上、常に清潔を保たなければならない空間だからです。
綺麗好きな人は、掃除や消毒といった雑務も楽しくこなすことができ、また上司の評価も高くなるでしょう。
また、常に綺麗に整えられた職場で1日を過ごすことができるため、毎日快適に働くことができます。
同性同士のにぎやかな職場で働きたい
男性を交えた職場よりも同性が多い職場のほうが好きという人は、脱毛サロンで働くのに向いています。
同性だけの職場は、過度な気遣いをする必要がなく、無理せず自然体でいられることが多いといえます。職場内恋愛のゴタゴタや、男女トラブルに巻き込まれる心配もありません。
退勤後に食事に行くときも、同性同士のほうが気安く過ごすことができ、無用なストレスで疲れることもないでしょう。
向上心が強い
仕事に対する向上心が強い人は、脱毛サロンで働くのに向いています。
なぜなら、脱毛サロンの仕事は成果をダイレクトに評価してもらえることが多く、収入にも反映するからです。
また、若い人が多い職場なので、努力次第では20代でチーフや店長に抜擢されることもあるでしょう。
上昇志向が強い人やリーダーシップをとるのが上手な人、仕事で成功したいという気持ちが強い人にとって、脱毛サロンは働くのにぴったりの職場といえるかもしれません。
脱毛サロンで働くのに向いていない人
脱毛サロンで働くのに向いていないのは、以下の3つに当てはまるタイプの人です。
同じ仕事を淡々と繰り返すのが得意
刺激のある仕事よりも決められた仕事をソツなくこなすのが得意な人は、脱毛サロンで働くのに向いていません。
なぜなら、脱毛サロンには常に違うお客が来店し、違う要求をされ、それぞれに最適な対応を求められるからです。
臨機応変に対応するのが苦手な人も、脱毛サロンには向いていないといえます。
同じ仕事を繰り返すのが得意だけど美容関連で働くのが夢という人は、受付のみのスタッフや脱毛サロンを運営している企業の事務スタッフなどの求人を探すと良いでしょう。
人見知りである
人見知りや内弁慶を自覚している人は、脱毛サロンで働くのは難しいでしょう。
なぜなら、脱毛サロンの仕事のほとんどは接客で成り立っているからです。
人と馴染むのに時間がかかる人は、成果を上げることが難しくなり、毎日の仕事を苦痛に感じるかもしれません。
同性だけの環境は苦手
同性だけの職場が苦手な人は、脱毛サロンで働くのに向いているとはいえません。
なぜなら、数ある脱毛サロンのほとんどは女性スタッフだけで成り立っており、来店客も圧倒的に女性が多いからです。
脱毛サロンで働くのが夢だけど職場環境がデメリットとして引っかかっているという人は、メンズ脱毛サロンの求人を探すと良いかもしれません。
数は多くありませんが、現在ではメンズ脱毛サロンも増えてきており、求人数も伸びています。
脱毛サロンで働くデメリットは見方を変えればメリットになる!
脱毛サロンで働くデメリットは、見方を変えればメリットにもなります。
デメリットをすべてマイナスにとらえるのはやめ、ポジティブに考えてみましょう。きっと、メリットにもなりえることが見つかるはずです。
また、避けられないデメリットに関しても、脱毛サロンの職場環境によってはリスクを下げることもできます。
デメリットを回避することだけを目的にしていては、脱毛サロンやエステサロンで働くことはできません。
予想できるデメリットが少ない脱毛サロンを選び、さらにデメリットをメリットに変えることで、脱毛サロンで働くのが楽しくなるでしょう。