エステティシャンが独立して成功する方法は?
エステティシャンが独立開業するのに必要な資金は?
エステティシャンの仕事を続けていくなら、最終的には独立・開業してオーナーになりたい!と思っている人はたくさんいるでしょう。
この記事では、エステティシャンが独立開業して成功を目指す、7つの秘訣を紹介しています。
エステティシャンが独立するために必要なものや、最低限の開業資金目安も参考に、安定した経営を目指しましょう。
最後まで読めば、独立開業で成功するエステティシャンへの道がひらけるはずです!
※2024年3月時点の情報です。
【結論】もっとも大切なのはスキル・経験より経営手腕
結論からいうと、エステティシャンが独立して成功するのにもっとも大切なのは、スキルや経験より経営ノウハウです。
なぜなら、独立開業するエステティシャンはすでに一定以上のスキルを身につけており、経験も実績も持っているからです。
サロンに来店するお客には、スキルや経験は見えません。
もちろん、経過や結果で満足してリピートしてくれる顧客をつかむには、スキルと実績が必要です。
しかし、いかにサロンにお客を呼び込むか・どのようなスタイルで運営していくかを決め、固定客をつかむには、まず経営ノウハウが重要となります。
極端にいうと、エステティシャンとしてのスキルがゼロでも、経営ノウハウと技術を雇う資金があれば、独立したサロンを成功させることが可能です。
スキルと実績を武器にサロン開業を目指してみよう!と考えているエステティシャンは、一度立ち止まり、自分の理想とするエステサロンの形や経営方法を具体的にシミュレーションしてみましょう。
エステティシャンが独立開業で成功する7つの秘訣
エステティシャンが独立開業して成功する秘訣を、7つに分けて解説します。
1.ターゲット層とコンセプトを明確にする
エステティシャンが独立開業で成功する秘訣のひとつは、サロンのターゲット層とコンセプトを決めることです。
個人サロンの場合、さまざまな層に向けて手広くメニュー展開しても大手には負けてしまいます。
そのため、サロン独自の特色を出し、ターゲットを限定してコンセプトとメインのメニューを決めておくのがおすすめです。
ターゲットとコンセプトは、サロンの立地を参考にするのが良いでしょう。
例えば、ファミリー層が多いエリアならキッズ向けの脱毛サロンや産後ママ向けのボディエステ、企業ビルが周りにあるならリラクゼーションサロンやメンズ向けエステなどです。
また、エステ色を抑えた隠れ家風サロンにするか、若い層が通いやすいカジュアルなお店にするかなど、サロンのカラーを決めておくことも大切です。
2.お試しメニューやリピート割引を用意する
新規限定のお試しメニューやリピート割など各種割引を用意するのも、エステティシャンが独立開業で成功する秘訣のひとつです。
個人サロンは、なんといっても新規客獲得から始めなければなりません。
新規客が訪れやすいシチュエーションを作り、施術に満足してもらい、再来限定の割引などでリピート率を上げるところまでが、ひとつの流れです。
ただし、割引はあくまでも限定的なものにし、来店によるお得感がわかるようにしましょう。
誰でもいつでも使える割引プランを用意すると、正規プランが「損」になってしまい、客離れにつながるリスクがあります。
3.キャッシュレス決済を導入する
エステティシャンの独立に欠かせないのが、キャッシュレス決済です。
現金オンリーよりもクレジットカード決済を導入したほうが、見込み客が20%前後上がるという説もあります。
現在はクレジットカードだけではなく、スマホを使った電子マネーも普及しているので、サロンを開業するエリアの年齢層に合わせて支払い方法を選びましょう。
導入までの手間や費用はかかりますが、エステティシャンが独立開業して成功するためには、キャッシュレス決済導入は絶対に避けられない準備のひとつです。
4.ホームページを立ち上げる
エステティシャンが独立して開業したサロンを広めるには、公式ホームページを立ち上げるのがおすすめです。
なぜなら、利用する側の多くはインターネットを利用して情報を入手するからです。
エリア×エステサロンで検索したときに見つけてもらい、さらに選んでもらうためには公式ホームページの作成かポータルサイトの登録が必須といえるでしょう。
しかし、ホットペッパーBEAUTYなどの大手は掲載料が高く、独立したばかりのエステティシャンにはハードルが高いのが現状です。
現在は、無料でホームページを作成できるツールが数多くあるので、デザインや使いやすさを考えて選んで利用しましょう。
5.SNSを活用する
公式ホームページと連動して使いたいのが、TwitterやInstagramなどのSNSツールです。
現代では、SNSが集客ツールとして活用されています。
サロン名でアカウントを作り、日々の様子や予約の空き状況などをこまめに投稿していきましょう。
始めたばかりの頃は反応がないかもしれませんが、辛抱強く続けていくうちに、フォロワーが増えていくはずです。
6.完全予約制を基本とする
エステティシャンが独立開業して成功するためには、完全予約制のエステサロンとするのが基本です。
なぜなら、個人経営の小規模サロンを訪れるお客の大半は「自分だけの空間」を望んでおり、いつでも自由に通える大衆的な要素は求めていないからです。
また、施術者が自分ひとりor少数のサロンを経営する場合、完全予約制にしなければお客を待たせることになり、サロン評価に影響してしまいます。
1日のうちにどれだけ多くの来客を確保するかよりも、ひとりのお客の満足度をどれだけ上げられるかを重視しましょう。