ネイリストが独立するために必要なものは?
ネイリストが独立開業するための資金はどのくらい?
ネイリストが独立して成功するためのコツは?
ネイリストとしてのスキルと経験を身につけ、指名客をそれなりに持っている人が進みたいステップが、独立です。
この記事では、ネイリストが独立するために知っておきたいすべてのことを詳しく解説しています。
最後まで読めば、独立を考えているネイリストの疑問が解決し、迷いが晴れるでしょう。
ネイリストの独立に必要なこと、開業資金の目安、成功の秘訣まで紹介しているので、ぜひ【完全ガイド】として役立ててください。
※2024年3月時点の情報です。
ネイリストが独立開業するために必要なもの7つ
ネイリストの独立に必要なものを、7つに分けて解説します。
サロン経営のノウハウ
ネイリストに限らず、独立開業したい人にもっとも必要なものは、経営ノウハウです。
サロン経営を成功させるには、立地条件やサロンのコンセプト、メニュー料金の設定、集客方法などの綿密な戦略が重要になります。
ここで試されるのは経営手腕であり、ネイリストとしての技術ではありません。
どれだけ専門スキルがあっても長く経験を積んでいても、経営能力がなければ独立開業は成功しないといって良いでしょう。
充分なスキルと経験
ネイルサロンを開業するためには、ネイリストとしてのスキルと充分な経験が必要です。
ネイリストは、ケアやアート、付け爪などの技術だけではなく、爪の異常や皮膚疾患を見抜く目も求められます。
あらゆるシーンに対応するには、長い経験を積んでいなければなりません。
また、爪質や形などは人によって異なるため、多くの人に施術をした実績が必要となるでしょう。
具体的な目標と実行力
ネイリストが独立して店を構えるには、具体的な目標と実行力必要です。
いつか独立したいといった理想や、貯金ができたら考えようといった考えでは、なかなか独立開業できません。
「〇年後までに〇円貯める」といった具体的な目標と計画、そして思い切ってチャレンジする実行力が大切です。
独立に迷いを持っているうちは、まだ始めないほうが良いでしょう。
見込み客
ネイリストが独立するのに必要なのは、確実に来店が見込める顧客です。
ネイルサロンスタッフ時代に、いつも指名してくれる顧客がいても、店を辞めた後についてきてくれるとは限りません。
なぜなら、その顧客は担当ネイリスト本人より、お店が気に入って通っているかもしれないからです。
独立したときにお店をうつってくれそうな顧客には、積極的に働きかけることが大事です。
新規客ゼロから始めるよりも、ある程度の顧客が確保されているほうが、気持ちに余裕を持って独立の準備ができるでしょう。
開業資金
ネイリストが独立するためには、充分な開業資金が必要です。
ネイルサロンは、美容室やエステサロンよりも少ない資金で開業できるところが大きな魅力です。
最低ラインは100万円と考えておきましょう。
出張型や自宅サロンの場合は、もう少し費用を抑えられるかもしれません。
また、開業後すぐに軌道に乗るとは限らないため、運転資金や生活費も確保しておくことが大切です。
備品や消耗品
ネイルサロン開業に必要なのは、最低限の備品とメニューに応じた消耗品です。
具体的には、おもに以下のとおりです。
・来客用のソファ
・作業用のテーブル
・メニュー用のネイルチップ
・施術に必要なアイテム
グッズ収集が好きなネイリストは、ネイルポリッシュやデコレーション用のラインストーンなどはすでに持っているでしょう。
上記のほか、ジェルネイルをメニューに入れるならUVライトやLEDライト、フットケアをメニューに入れるならフットバスなど、必要なものをそろえてください。
上級レベルの資格・検定
ネイリストは無資格でもなれる職種ですが、独立するなら資格・検定の級を取得しておくのがおすすめです。
なぜなら、無資格のネイリストが経営しているネイルサロンより、上級の資格を持っているネイリストのサロンのほうが安心感があり、集客につながるからです。
おすすめの資格は、おもに以下のとおりです。