ネイリストの資格や検定の種類は全部でいくつ?
ネイリストになるには、どの種類の資格を取得すればいい?
こんな疑問を持っていませんか?
この記事では、ネイリストの資格・検定の種類について詳しく解説しています。
最後まで読めば、ネイリストとして働くための資格や、自分に必要な資格の種類がわかるでしょう。
効率よく取得するための順番や学習方法も紹介しているので、ネイリストを目指す人はぜひ参考にしてください。
※2024年3月時点の情報です。
※受験費用は一部をのぞき税込みで表記しています。
ネイリストの資格・検定の種類は全部で7つ
結論からいうと、ネイリストの資格・検定の種類は全部で7つです。主催団体や概要を、簡単に紹介します。
JNECネイリスト技能検定試験
2008年に設立された「JNECネイリスト技能検定試験センター」による、ネイリストの技能検定試験。2017年には公益財団法人の認定を受けています。
3級から1級まで種類が分かれており、基礎知識から海外の国家資格と同等のレベルまであります。
ネイリストにとって取得必須の資格といえるでしょう。
JNAジェルネイル技能検定試験
1985年設立のJNA日本ネイリスト協会による、ジェルネイルの技能検定試験です。
もともとネイリスト技能検定試験を主催していたJNAですが、JNECに試験検定事業を譲り渡してから、ジェルネイルの技能検定試験を新しく作りました。
ジェルネイルの普及が広がっている現在において、取得しておいたほうが良い資格です。
INAネイルスペシャリスト技能検定試験
1999年に設立したINAインターナショナルネイルアソシエーションの技能検定試験は、JNECのネイリスト技能検定試験およびJNAジェルネイル技能検定試験と同等の水準となります。
基礎からサロンワークレベルの2種類の級の他、3段階に分かれているトップネイリスト向けの上級レベルの試験があるところが特徴です。
ネイルサロン衛生管理士
JNA日本ネイリスト協会によるネイルサロン衛生管理士の資格試験は、お店の衛生管理に特化した内容となっています。
講習の受講と筆記試験のみで構成されているため、難易度は比較的低いといえます。
JNAフットケア理論検定試験
JNAフットケア理論検定試験は、フットケアやフットネイル(ペディキュア)に特化した資格の試験です。
講習の受講と筆記試験のみですが、JNECネイリスト技能検定試験3級またはJNAジェルネイル技能検定試験初級・国際ネイリスト技能検定試験3級いずれかを取得していることが、受験条件となります。
JNA認定講師資格試験
JNA認定講師資格試験は、ネイルスクール講師や試験官などを目指す人に必要な資格試験です。
他のさまざまな種類の検定試験をパスしていなければ受験することができず、筆記・実技の他、面接なども試験に含まれます。
日本国内のネイリスト資格・検定において、もっとも難易度が高い試験といえるでしょう。
海外ライセンス
日本にはネイリストの国家資格試験はありませんが、海外には国から認められたライセンスがあります。
アメリカのマニキュアリストライセンスは日本のネイル業界でも認知度が高く、日本国内でも取得可能です。
ではここから、それぞれの種類のネイリスト資格・検定試験を詳しく紹介していきます。