美容カウンセラーとはどんな仕事?
美容カウンセラーになる方法や必要な資格は?
美容カウンセラーの年収はどのくらい?
このような疑問を持っていませんか?
この記事では、美容クリニックのカウンセラーについて詳しく解説しています。
最後まで読めば、美容カウンセラーの具体的な仕事内容や給与事情がわかるでしょう。
美容カウンセラーになる方法や必要な資格、スキルも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
※2024年4月時点の情報です。
※仕事内容や応募条件はクリニックによって異なります。
美容カウンセラーとは
美容カウンセラーとは、美容外科や医療脱毛クリニックに在籍し、訪れる患者にカウンセリングをおこなったり契約コースの提案をしたりする専任のスタッフです。
カウンセリングの内容をドクターに報告し、施術の際にナースと情報共有をおこなうなどの橋渡し役も担います。
初診の患者とまず接するのが美容カウンセラーであるため、クリニックの顔というべき存在でもあります。
患者の悩みを上手に聞き出し、共感し、悩みを解消するために最適なプランを提示する能力が求められます。
美容カウンセラーによる新規契約獲得がクリニックの売り上げと直結するため、高い営業スキルも必要とされるでしょう。
美容カウンセラーの仕事内容とは
美容カウンセラーのおもな仕事内容を、7つに分けて紹介します。
1.電話応対や予約管理
美容カウンセラーの仕事内容のひとつは、電話応対や予約管理です。
予約受付と同時に施術室やオペ室の確保、担当看護師の割り振りなどおこない、業務がスムーズに流れるよう手配する必要があります。
クリニックによっては、これらの作業は受付担当スタッフがおこなうケースもあるでしょう。
2.ヒアリング・カウンセリング
初診の患者に対し、真っ先におこなわれるのがヒアリングやカウンセリングです。
カウンセリングは、美容カウンセラーの代表的な仕事のひとつといって良いでしょう。
ほとんどの場合、問診表に希望する治療のプランや既往歴などを書いてもらい、それに沿って話を進めることになります。
多くの患者は自分の見た目にコンプレックスや悩みを持っているため、初対面でも意思疎通ができる高いコミュニケーション能力が求められます。
3.カルテ管理
すべての患者のカルテ管理も、美容カウンセラーの重要な仕事のひとつです。
個人情報だけではなく身体に関するデリケートな情報も含まれているため、ひとつひとつのカルテを厳重に管理しなければなりません。
現在では、情報管理はすべてデジタル化されているクリニックが多いので、データ入力やソフトの取り扱いに関する知識と技術も必要となります。
4.プランや見積もりの作成と提案
美容カウンセラーには、ただ患者の話を聞くだけではなく、相手に合う最適なプランを提案するという仕事があります。
新規契約の獲得は、美容カウンセラーにとって非常に大切な業務です。
クリニックを信頼して契約をしてもらえる高いプレゼン能力、そして営業力が試される仕事です。
5.ドクターやナースと情報共有
美容カウンセラーとは、患者とクリニックのスタッフの橋渡しをおこなうのが仕事です。
カウンセリングの内容をドクターとナースに報告し、トラブルのない治療を提供できるよう環境を整えなければなりません。
過去の病歴や服用薬の有無など、患者の健康に関わる内容も含まれるため、細心の注意が必要となります。
6.資料作成やキャンペーンの企画
クリニックによっては、各種コースの資料やパンフレットの準備、キャンペーンの企画などを美容カウンセラーがおこなうこともあります。
また、パンフレットや案内を院内に配置したり、装飾をほどこしたりするのも美容カウンセラーの仕事の一部です。
複数人でキャンペーンのアイディアを出し合ったり企画を考えたりと、通常業務にはない楽しさを感じられる仕事ともいえます。