美容カウンセラーの仕事はきついって本当?
美容カウンセラーはきついといわれるけど、具体的にはなにが大変なの?
美容業界でも人気がある、美容カウンセラーのお仕事。
キャリアアップにも役立ち、接客マナーやスキルが身につく職種ですが、その反面「きつい」という声もよく聞かれます。
この記事では、美容カウンセラーの仕事がきついといわれる理由をはじめ、美容カウンセラーの仕事内容について詳しく解説します。
美容カウンセラーのきつい業務を乗り越える方法や、メリットについても紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
※2024年4月時点の情報です。
※仕事内容はクリニックによって異なります。
美容カウンセラーの仕事が「きつい」といわれる理由7つ
美容カウンセラーの仕事がきついといわれる理由は、おもに7つあります。
1.聞き役に徹するのがきつい
美容カウンセラーの仕事がきついといわれる理由のひとつに、聞き役に徹しなければならないからということがあげられます。
美容カウンセラーは、来院者の話を聞くのが仕事です。
悩みやコンプレックスなどの打ち明け話はもちろんのこと、ときは愚痴を聞かされることもあるでしょう。
毎日のようにネガティブな話を聞かなければならず、精神的にきついと感じる人は少なくありません。
2.コースの案内や提案をするのがきつい
来院者に対し、クリニックが提供している治療プランやコースの提案をするのがきついという美容カウンセラーもいます。
美容カウンセラーは、来院者の話をただ聞くだけではなく、問題を解決するための提案をするという重要な仕事があります。
患者の希望に沿い、最適な治療方法を説明し、さらに予算の範囲におさまるプランを提案するのは、簡単なことではありません。
相手との意思疎通がうまくいかないこともあり、そんなときはベテランの美容カウンセラーでもきついと感じてしまうようです。
3.クレーム対応がきつい
患者からのクレームに対応しなければならないのも、美容カウンセラーの仕事がきついといわれる理由のひとつです。
美容クリニックは一般診療ではなく自由診療のため、来院者を「お客様」と位置づけています。
患者側もその意識が強く、また高額医療を受ける立場であることから、クリニックの治療やスタッフの技術に対して高い水準を求める傾向にあります。
患者と、施術を担当する医師や看護師との橋渡し役である美容カウンセラーは、クリニックの窓口でもあるため、直接クレームをいわれることが多くあるでしょう。
対応を間違うとクリニックの評価が下がり、コース解約のリスクもあるため、精神的にきついと感じるのは当たり前かもしれません。
4.新規契約獲得のプレッシャーがきつい
美容カウンセラーの仕事できついといわれることのひとつが、契約獲得によるプレッシャーです。
美容クリニックでは、基本的に美容カウンセラーが来院者の話を聞いてプランの提案をします。
美容カウンセラーのプレゼン能力や営業力が、クリニックの収入に直結するといっても過言ではありません。
厳しいノルマを課す美容クリニックは少ないですが、契約が取れないことが続くと精神的にきついと感じたり、職場の雰囲気そのものがプレッシャーになってしまうこともあるでしょう。
5.女性ばかりの職場環境がきつい
美容クリニックの、女性ばかりの職場環境がきついという声も聞かれます。
美容クリニックはその特性上、スタッフも来院者も女性が多い傾向にあります。
女性ばかりの職場の雰囲気が苦手な人にとっては、仕事そのものは好きでも環境がきついと感じてしまうこともあるでしょう。
同性しかいない職場に勤めることで、なかなか出会いがないという切実な意見もあります。
6.覚えなければならないことがありすぎてきつい
美容カウンセラーは、学ばなければならないことが多すぎてきついという意見もあります。
なぜなら美容カウンセラーは、美容医療に関することや在籍する美容クリニックが提供している治療の内容をすべて把握しておく必要があるからです。
医療脱毛クリニックや美容皮膚科など、専門性の高いクリニックであれば、覚えることはそれほど多くはありません。
しかし、美容形成・整形・皮膚治療・医療脱毛などを総合的に手がけている大手のクリニックとなると、美容医療に関するすべての知識が必要となるでしょう。
7.キレイでいなければならないのがきつい
美容カウンセラーの仕事がきついと感じる理由のひとつに、常にキレイでいなければならないことがあげられます。
なぜなら、美容カウンセラーはクリニックの「顔」であり、患者と一番初めに接するポジションだからです。
美しくなりたい人に対してカウンセリングをする役目の美容カウンセラーだからこそ、見た目の美しさを求められます。
スキンケアのために高価なコスメを購入したり、体型を維持するために食事制限やダイエットをしたりと、キレイでいるための努力を欠かすことはできません。