エステティシャンのやりがいってどんなこと?
エステティシャンの仕事はやりがいと大変なことどっちが多い?
このような疑問を持っていませんか?
この記事では、エステティシャンのやりがいや魅力についてくわしく紹介しています。
多くの女性に「美」を届けるエステティシャンの仕事は、具体的にどんなやりがいがあるのでしょうか。
エステティシャンのおもな仕事や大変なことも参考に、就職や転職の参考にしてくださいね。
※2024年5月時点の情報です。
エステティシャンの仕事における10のやりがい
エステティシャンの仕事における10のやりがいや魅力を、くわしく紹介します。
1.ダイレクトな感謝が伝わる
エステティシャンのやりがいは、施術を担当した利用客の感謝がダイレクトに伝わることです。
快適な時間を過ごした後のスッキリした顔を見られたり、満足している様子をすぐそばで感じられることは、エステティシャンにとって何よりのやりがい、魅力といって良いでしょう。
気持ちが良かったという感想やお礼を直接いってもらえることも多く、エステティシャンのほとんどが、利用客からの感謝の気持ちを励みに仕事を頑張ってるようです。
2.目標に到達したときの大きな達成感
エステティシャンのやりがいのひとつに、目標に到達したときの達成感があります。
とくに、痩身やダイエット系のサロンで働くエステティシャンは、「お客様と二人三脚で目標に向かう」という気持ちで働いています。
キレイになるための努力を間近で見ているため、ゴールにたどりついたときには自分のことのように感動してしまう人も少なくないようです。
3.専門スキルが身につく
美容に関する専門スキルが身につくのも、エステティシャンのやりがいや魅力のひとつとしてあげられます。
スキンケアやダイエットに関する基礎知識を始め、フェイシャルエステやボディトリートメント、マッサージ、美容機器の取り扱いなどのスキルが身につくのは、エステティシャンという職種ならではといえるでしょう。
また、初対面の人との会話を通じてコミュニケーションスキルもやしなわれるため、実生活においても役立ちます。
4.努力次第で収入が増える
エステティシャンのやりがいのひとつに、努力次第で収入が増えるという点があげられます。
エステティシャンは基本的に固定給(月給または時給)で雇われますが、契約数やコスメ販売数などに応じてインセンティブが支給されるケースがほとんどです。
どれだけ頑張っても給与に反映しない職種に比べ、エステティシャンは、やりがいを感じながら業務に集中できる仕事といえるでしょう。
5.自分自身がキレイになれる
エステティシャンの仕事は、自分自身がキレイになれるところが魅力です。
仕事をする上で必要な知識を、自分の肌悩みや体型維持に役立てることができるのはエステティシャンという職種ならではといえるでしょう。
また、キレイになりたい願いを持って来店する女性に刺激されたり、施術をおこなう側だからこそお客様の理想でいたいと考えたりするエステティシャンも少なくないようです。
年齢を重ねてもキレイでいられるのは、女性として嬉しいことですよね。
6.同業種の転職やブランク後の復職がしやすい
同じ美容業界での転職やブランク後の復職がしやすいのも、エステティシャンのやりがいのひとつです。
エステティシャンは専門スキルを持つ技術者なので、実務経験があると転職に有利に働きます。
また、エステティシャン経験者であれば、結婚や出産で一時退職した後でも、復職しやすいでしょう。
接客サービス業の中でも臨機応変に対応することが多いエステティシャンは、美容系以外の接客業で活躍することもできます。
7.スキルアップにゴールがない
多くのエステティシャンが、仕事のやりがいとしてあげているのが、スキルアップにゴールがないという点です。
エステティシャンには、フェイシャルやボディ、脱毛、リラクゼーションなどさまざまな仕事があります。
ひとつの分野を極めた後、新しい施術スキルを勉強したり最新の技術を身につけたりと、ひとつのゴールに落ち着くことはありません。
現状に満足することなく、いつでも前進できるのは、エステティシャンの大きなやりがいといえるでしょう。
8.さまざまな人と知り合える
仕事で様々な人に出会えるのがやりがいのひとつと感じているエステティシャンも多いようです。
幅広い年代の女性と知り合えるため、つねに刺激を受けることができ、1日として同じ日はないといいます。
利用客の業種もさまざまなので、自分が知らない世界の話を聞ける機会も多いでしょう。
また、普段関わることのないタイプの女性と話をし、快適なサービスを提供することも、やりがいのある仕事といえます。
9.ライフイベントにかかわることができる
エステティシャンは、さまざまな利用客のライフイベントにかかわることができます。
ブライダルエステをはじめ、デート前のフェイシャルエステや脱毛、パーティやイベント前のネイルなど、特別なことがある前に女性はエステを利用するものです。
大切な日の前にキレイにしておきたいという願いをかなえるのは、エステティシャンにとって大きなやりがいと感じられるでしょう。
10.独立開業できる
エステティシャンのやりがいとして、将来的な独立開業があげられます。
エステのメニューによっては、ベッドひとつと各種備品があれば開業できるので、自宅サロンをひらく人も珍しくありません。
いつか独立するという目標を持つことで、仕事のやりがいをより一層感じられるでしょう。
生涯現役で働けるのは、美容業界の仕事の魅力のひとつです。
エステティシャンの仕事内容と大変なこと
エステティシャンの仕事内容と、大変なことを解説します。エステティシャンに向いている人のタイプも紹介するので、参考にしてください。
エステティシャンのおもな仕事内容
エステティシャンの仕事内容は、おもに以下の6つです。
1.エステ施術
2.カウンセリング
3.サロンコスメなどの販売
4.フロント業務
5.予約管理
6.店内清掃や備品の補充など
フロントでの受付や電話応対、予約管理などは入社したての新人に任されることが多いです。
指名をもらえる人気エステティシャンになると、1日の業務は担当客相手の施術とカウンセリングなおもなものとなるでしょう。
上記の他、エステサロンによっては宣伝用のSNS管理などをおこなうこともあります。
エステティシャンにとって大変なこと
エステティシャンにとって大変に感じることは、おもに以下の7つです。
1.人間関係からのストレス
2.ノルマのプレッシャー
3.土日祝日に休めない
4.肉体的な疲労
5.施術を成果を出さなければという責任
6.クレーム対応
7.自身の美容に使う出費が増える
上記はおもな例ですが、人間関係が円滑で働きやすいサロンやノルマがないサロンももちろんあります。
できるだけ楽しくやりがいを感じて働きたい人は、就職前に応募先サロンのリサーチをしっかりおこなうことが大切ですね。
こんな人がエステティシャンに向いている!
エステティシャンに向いてる人のおもな特徴を紹介します。
1.美容に興味がある
2.コミュニケーション能力が高い
3.体力に自信がある
4.メンタルが強くポジティブ思考
5.人に喜ばれるのが好き
エステティシャンは、美容が好きでなければ楽しく働くことができません。
また、初対面の人とすぐに打ち解けられる性格の人や、他人の満足を自分のことのように喜べる人は、やりがいを持って仕事にはげめるでしょう。
エステティシャンになるには?
未経験からエステティシャンになる方法を、4つに分けて解説します。
養成スクールや通信講座で学ぶ
未経験からエステティシャンを目指すのに、もっとも確実な方法は、エステティシャン養成スクールや通信講座で学ぶことです。
講師やインストラクターの資格を持ち実務経験もあるエステティシャンのレッスンを受けることができるので、本格的にしっかり学びたい人におすすめです。
カリキュラム修了後に、民間資格や検定の試験を受けることも可能です。
スクール卒業生や資格取得者は即戦力として働けるほか、無資格者に比べて初任給が高くなるケースが多いでしょう。
独学で知識とスキルを身につける
スクールで学ぶ時間やお金に余裕がない人は、独学で知識とスキルを身につけることもできます。
インターネットの動画や書籍などで、エステティシャンに必要な基礎知識とスキルを集めてみましょう。
民間資格の中には、スクール受講生やカリキュラム習得などの条件がないものもあるので、自力で勉強をして資格取得にチャレンジすることも可能です。
民間の資格を取得する
資格や級を取得すると、サロンによっては資格手当が支給されるほか、顧客からの信頼度が増して評価が上がります。
おすすめの資格は、以下のとおりです。
・AJESTHE認定エステティシャン
・AEA認定エステティシャン
・SPA Wellness認定エステティシャン
・JAC認定脱毛セラピスト検定
資格があると自信を持ってクオリティの高い仕事をできるので、多くの利用客に満足してもらえるようになるでしょう。
指名客が増え、エステティシャンの仕事にやりがいを感じられるようになります。
研修制度が充実しているエステサロンに就職する
今すぐエステティシャンの仕事を始めたい人は、研修制度が充実しているエステサロンに就職するのがおすすめです。
研修制度がととのっているサロンは、たいていの場合、無資格・未経験者歓迎としています。
アシスタントとして働きながら、エステティシャンに必要な知識やスキルを少しずつ身につけていきましょう。
初任給は決して高くありませんが、人気エステティシャンを間近で見て学べるので、やりがいを感じることができそうです。
まとめ
エステティシャンは大変なことも多いですが、やりがいのある仕事です。
キレイになるための努力をする女性を間近でサポートし、一緒に目標を達成し、ダイレクトに感謝の気持ちをおくられるのは、何よりのやりがいではないでしょうか。
また、一生もののスキルを身につけられるため、いつか起業するという夢を持つこともできます。
生涯現役で、やりがいを感じながら働けるエステティシャンに挑戦してみましょう!