脱毛サロンに就職したけど自分には向いてないと感じる……。
脱毛サロンに向いてる人と向いてない人の特徴って?
脱毛サロンに向いてない人ができる美容関連の仕事は?
あこがれを持って就職した脱毛サロンでも、仕事をしていくうちに「私、向いてない……」と悩んでしまう人は多いですよね。
脱毛サロンに就職する前に、ネガティブな口コミばかりを耳にして、応募を迷ってしまう人もいるでしょう。
この記事では、脱毛サロンに向いてない人と向いてる人の特徴を詳しく解説しています。
脱毛サロンに向いてない人におすすめの業種や、脱毛サロン以外の美容系職種も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
※2024年3月の情報です。
「私って脱毛サロンに向いていない!」と思った瞬間TOP3
脱毛サロンで実際に働いてみて「この仕事向いてない!」と思った瞬間を、経験談から紹介します。
脱毛サロンの人間関係に向いてない
脱毛サロンで働くのに向いてないと感じる理由のひとつに、人間関係があります。
脱毛サロンは、同僚も上司も顧客も、ほとんどが女性です。人によっては、女性だけの人間関係に疲れ、脱毛サロンに向いてないと思ってしまうようです。
経験談や口コミは以下のとおりです。
このように、女性対女性の人間関係に疲れてしまったり、ストレスを感じたりして、脱毛サロンを辞めてしまう人も少なくありません。
実際、現代でも脱毛サロン・エステサロンといえば女性が8~9割を占める業界なので、同性だけの職場に抵抗がある人は覚悟が必要です。
または、メンズ脱毛サロンやスタッフ構成が男女混合のお店を探してみるのも良いでしょう。
脱毛サロンの仕事そのものに向いてない
就職してから、脱毛サロンの仕事そのものに向いてないと気付く人も少なくありません。
もっとも多く聞かれるのは、体力的にきついこと・接客が難しいことの2点です。詳しく見てみましょう。
脱毛サロンやエステサロンの業務は、見た目の華やかさとは裏腹に体力勝負です。
また、顧客ごとに接客やトークを変える必要があり、その難しさから「自分は向いてない」と感じる人も多いようです。
プレッシャーやストレスに弱すぎて向いてない
売り上げ目標によるプレッシャーやストレスを感じやすいため、脱毛サロンには向いてないと思った人も多いでしょう。
入社直後はやる気満々でも、徐々に疲れが出て気持ちが落ち込む人もいるようです。
このような意見もありますが、すべての脱毛サロンにノルマがつきものというわけではありません。
職場環境の良い脱毛サロンに転職するなど、自分からいろいろ動いてみることで、状況は変わります。
脱毛サロンで働くのに向いてない人の特徴5つ
脱毛サロンで働くのに向いてない人の特徴は、おもに以下の5つです。
同性同士の人間関係が苦手
女性同士の人間関係を築くのが苦手という人は、脱毛サロンに向いてないといえます。
なぜなら、脱毛サロンで働く人・お客として訪れる人のほとんどが女性だからです。
ただし、職場の人間関係というのは職種に関係なく複雑なものです。
「私には向いてない」と辞めてしまう前に、サロン特有のものなのか・同性しかいないからなのか・もともと人づきあいが苦手だからなのか、など自己分析してみましょう。
コミュニケーション能力が低い
脱毛サロンが向いてない人の特徴として、コミュニケーション能力の低さがあげられます。
なぜなら、脱毛サロンは顧客に対する接客を避けることはできず、接客には高度なコミュニケーション能力が必要となるからです。
飲食店や小売店のように、不特定多数の人に対するマニュアル接客ではなく、相手に応じた対応を求められるシーンが多くなるでしょう。
体力に自信がない
体力に自信がない人は、脱毛サロンに向いてないかもしれません。
なぜなら、脱毛サロンの業務は基本的に立ち仕事である上、施術中に顧客の身体を動かしたり支えたりといった動きも加わるからです。
慣れないうちは体力を消耗し、1日が終わるころにはぐったりと疲れてしまうことも。
接客をしてない時間帯でも、施術室の後片付けや準備、パウダールームの清掃などさまざまな業務をこなさなければなりません。
プレッシャーに弱い
プレッシャーに弱い人は、脱毛サロンの仕事に向いてないといえるでしょう。
なぜなら、ノルマや売り上げ目標が設定されている脱毛サロンが多いため、スタッフ同士の競争があるからです。
現在では、数字が決められていない脱毛サロンも増えてきていますが、自分だけ契約を取れていない・指名が少ない、といった状況にプレッシャーを感じてしまうと、仕事が苦痛になります。
マルチタスクが苦手
その場に応じて必要な仕事を判断して動くことが苦手な人は、脱毛サロンで働くのに向いてないでしょう。
なぜなら、脱毛サロンでは常にさまざまな業務が同時進行し、臨機応変に対応する必要があるからです。
業務に優先順位をつけられなかったり、何から手をつけて良いかわからなかったりという状況が続くと、体力的にだけでなく、精神的に疲れてしまいます。
脱毛サロンで働くのに向いてる人の特徴6つ
脱毛サロンで働くのに向いてる人の特徴は、以下の6つです。自分では向いてないと思っても、チェックしてみると適性があるかもしれません!
職場の人と割り切って付き合える
性別や年代に関わらず、職場の人と適切な距離を保って付き合える人は、脱毛サロンに向いています。
うわさ話や陰口はあまり気にせず、誰に対しても平等な対応を心がけるのは、女性特有の人間関係が複雑な脱毛サロンで働くのに大切な要素です。
職場で良好な人間関係を築く一番の目的は、自分の仕事を円滑に進めるためです。友達をつくるためではありません。
相手に気に入られようと頑張るより、仕事を最優先して考えると、適切なコミュニケーション方法が見つかるでしょう。
初対面の人と話すのに抵抗がない
初対面の人と抵抗なく話せる人や、相手のふところに入るのが上手な人は、脱毛サロンの仕事に向いています。
なぜなら、脱毛サロンは常に新しいお客を迎え、話をして契約を取る必要があるからです。
相手のガードを下げて自分を信頼してもらい、ときには相手のデリケートな面も受け入れなければなりません。
トークスキルは徐々に身につくものですが、もともとの性格も大きく影響します。
体力がある
もともと体力がある人や、普段から身体を動かすのが好きな人は、きっと脱毛サロンの仕事が楽しく思えるでしょう。
なぜなら、脱毛サロンの業務はほぼ身体を動かしっぱなしだからです。
また、体力に自信がない人でも「仕事のおかげで運動不足を解消できる」と前向きにとらえられる人は、脱毛サロンに向いています。
メンタルが強い/「鈍感力」に長けている
メンタルが強く、良い意味で「鈍感力」を持っている人は脱毛サロンで働くのに向いています。
なぜなら、基本的に人対人の仕事である脱毛サロンは、あらゆる面でストレスがたまりやすいからです。
クレームや叱責に過度に動じることなく、これも仕事のうちだから、と割り切れるメンタルが必要となるでしょう。
稼ぐことを最優先に考えられる
仕事の内容に関わらず、稼ぐことを最優先に考えられる人は脱毛サロンの仕事に向いています。
どんな業務でも、すべて収入につながっているという考え方は、多少きつい環境でも乗り越えていくことができます。
脱毛サロンは、綺麗になりたい人を手助けする仕事ですが、その点だけに集中せずに「自分が稼ぎたいから働く」という意識も持ち合わせておきましょう。
常にポジティブ思考である
基本的にポジティブ思考の人は、脱毛サロンに限らずどんな仕事でもたいていうまくやっていけるでしょう。
脱毛サロンの仕事がきつくても、「これだけ動けば痩せられる」「ノルマ未到達でもペナルティがあるわけじゃない、私は一生懸命やってる」などと前向きに考えることが大切です。
どんな職場でも、ストレス0%ということはめったにありません。必ず小さなストレスがあり、悩みがつきまとうものです。
逆に、小さなことに落ち込んでネガティブ思考になってしまう人は、脱毛サロン以外の職場でも苦労するかもしれません。
脱毛サロンに向いていない人はどんな職場や業種が向いてる?
脱毛サロンに向いてないと感じている人は、転職先として以下の職場や職種を参考にしてください。
幅広い年代・性別の人がいる職場
スタッフの人数が多く、年代や性別が幅広い職場は、脱毛サロンの人間関係に悩んでいる人におすすめです。
人数が多ければ広く浅く付き合うことができ、特別気の合う同僚も見つかるでしょう。
また、年代や性別がばらばらな職場は、それぞれが自分の価値観で動くことが多いです。
必要以上に相手に合わせることなく、人間関係のストレスをためずに済むでしょう。
事務や裏方など人前に出ない仕事
脱毛サロンの接客に向いてない人は、事務仕事や裏方の仕事がおすすめです。
人前に出ず、自分に与えられた業務をこなすことでストレスを軽減することができるでしょう。
ただし、事務や裏方でも職場での人付き合いは避けられないため、完全にひとりで仕事をすることはできません。
デスクワークやカスタマーサービス
立ち仕事や身体を動かす仕事に向いてない人は、経理事務や秘書業務といったデスクワークを選びましょう。
テレフォンオペレーターや、問い合わせ対応などのカスタマーサービスもおすすめです。
基本的に1日中座っていられるので、体力的にはラクになるはずです。
しかし、顧客に直接対応することはなくても、接客業務が含まれるケースもあるため、職種によっては精神的にストレスがたまるかもしれません。
決まった作業を繰り返す仕事
マルチタスクをこなしたり、臨機応変さが求められる脱毛サロンの仕事に向いてないと感じる人は、決まった作業を繰り返す仕事がおすすめです。
データ入力やライン作業など、内容は地味でも淡々とこなすことができるため、優先順位に悩む必要がありません。
また、特別なスキルを求められることが少ないのもメリットです。
リモートワークが多いIT関連
IT関連の仕事は、出社せずリモートで対応できる業務も多く、自分のペースで静かに仕事をしたい人に向いています。
Webライティングやプログラミングなどは比較的ハードルが低く、スキルを身につけるのにそれほど時間はかかりません。
脱毛サロンの仕事に向いてない理由が、人間関係や業務そのものであり、これから異業種に転職するのが難しいという人は、検討してみるのも良いでしょう。
脱毛サロンに向いてないけど美容業界で働きたいときは?
脱毛サロンの仕事に向いてないけど美容関連の仕事はやめたくない、という人は、以下の4つの選択を視野に入れてみましょう。
サロンや美容室の受付業務
大手のエステサロンや美容室には、受付専門スタッフを置いているお店があります。スキルや資格は不要で、予約対応や会計などのフロント業務のみをおこなうスタッフです。
接客は必要ですが、脱毛・エステサロンや美容室は基本的に予約客のみが訪れるため、担当者に引き継ぐ以外の複雑な業務はありません。
ただし、受付のみのスタッフを募集している企業は数が限られるため、居住地や経験次第では仕事が見つからない可能性もあります。
コスメ系ショップのスタッフ
コスメ系ショップの仕事は、脱毛サロンと同じく立ち仕事で店舗の掃除や品出しといった作業もありますが、不特定多数の来客に対応する点が異なります。
接客は必要ですが、会計業務がメインで、それ以外は商品について質問されたことに答えたり商品の場所を案内したりといった対応が多いでしょう。
化粧品メーカーの美容部員ほどハードルは高くなく、売り上げノルマもありません。
働きやすい脱毛サロンを探す
今の職場には向いてないけど脱毛サロンの仕事自体は好き、という人は、働きやすい脱毛サロンの求人を探してみましょう。
ポイントは、以下の5点です。
- ノルマや売り上げ目標がない
- スタッフの人数が多い
- 金銭面の条件がはっきりしている
- 福利厚生が手厚い
- 顧客満足度が高い
上記は、ホワイトな脱毛サロンの条件ともいえます。
脱毛サロンで働くのに向いてないとあきらめていた人でも、職場環境が良ければ楽しく仕事ができる可能性が高いでしょう。
独立開業を目指す
脱毛サロンの仕事は向いているけど、基本的に雇われることに向いてない人もいます。
実績が充分あり、顧客の数もそれなりに持っている人は、独立開業を視野に入れても良いかもしれません。
脱毛サロンは、業務用脱毛機といくつかの備品・消耗品をそろえれば自宅で開業することができます。
ムダ毛に悩む人を綺麗にしてあげたい・好きな仕事でしっかり稼ぎたい、という気持ちが強い人は、思い切ってオーナーを目指してみましょう。
向いてないと決める前に好条件の脱毛サロン求人を探してみよう
脱毛サロンの仕事に向いてないと感じる理由は、人それぞれです。
すべてに向いてないのではなく、人間関係だけ・体力に自信がないだけ・ノルマが嫌なだけ、というケースもあるでしょう。
その場合、脱毛サロンで働くこと自体をやめるのではなく、職場を変えることで解決するかもしれません。
脱毛サロンは、今後も需要が伸びていくことに期待ができる業種です。
せっかく身につけたスキルを無駄にするのではなく、向いてないと感じる部分をカバーできる働きやすい脱毛サロンを探してみるのがおすすめです。