ネイリストの仕事内容って具体的にどういうもの?
ネイルサロンの1日はどういうふうに進むの?
無資格・未経験でもネイルサロンで働くことはできる?
このような疑問を持っていませんか?
この記事では、ネイリストの仕事内容について詳しく解説しています。
施術を含めた仕事内容全般、施術の種類、そして1日の流れも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
資格なし・未経験者がネイリストを目指す方法についても解説!
※具体的な仕事内容はネイルサロンによって異なります。
【店舗業務編】ネイリストの仕事内容
ネイリストのおもな仕事内容を、6つに分けて紹介します。
施術
ネイリストの仕事内容でもっとも大事なのは、施術です。
施術内容は、基本のネイルケアとカラーリングや、アート、ジェルネイルなど多岐にわたります。
アートはサロン側が用意しているメニューを顧客が選ぶケースがほとんどですが、ヒアリングを含めたオーダーメイドを提供しているサロンもあります。
施術スキルはもちろんのこと、デザインセンスも求められるでしょう。
物品販売
サロン店頭で販売しているネイルポリッシュ(マニキュア)やケア用品を販売するのも、ネイリストの仕事内容のひとつです。
施術で実際に使用するポリッシュやネイルケア用のオイル、プロ仕様のエメリーボード(やすり)など、販売するものはたくさんあります。
施術を終えた顧客のほうから、施術に使われたアイテムを買って帰りたいといわれることもあるでしょう。
コスメの売り上げはネイリストのインセンティブとして加算されるケースが多いため、収入アップのために重要な仕事内容となります。
フロント業務
フロント業務は、来店客のお迎えやお見送り、会計の他、予約受付などの電話応対も含まれます。
たいていは、手が空いているスタッフが臨機応変で対応しますが、仕事内容としては簡単なので、入社後の新人ネイリストが任されるシーンも多いでしょう。
入店後、一番に目に入る場所でもあるため、気持ちの良い接客が求められます。
ネイルチップ作成
施術に入っていないスタッフは、ネイルチップを作成することもあります。
ネイルチップは、メニューや見本として使われる大切なものです。季節やイベントに応じてさまざまなパターンのチップが必要となるため、常に新しいものを用意しなければなりません。
ライバル店のSNSを見たり流行をチェックしたりして、オーソドックスなものからサロン独自のデザインを盛り込んだものまで、たくさんのチップを作成します。
新人ネイリストが施術デビューをする前に、チップ作成から練習するケースも見られます。
写真撮影/SNS投稿などの広告関連
ネイルアートの写真撮影やSNS投稿なども、ネイルサロンの大事な仕事内容です。
ネイル関連は見た目がわかりやすい広告が重要になるため、ネイルサロンならではの仕事内容ともいえるでしょう。
SNSには、実際にほどこしたネイルカラーリングやアートの写真やチップの写真の投稿の他、短いブログなどを作成することもあります。
SNSだけではなく、サロンによってはホットペッパーBEAUTYなどのポータルサイトを利用しているケースもあります。
店内掃除や準備などの雑務
ネイルサロンの仕事内容として、店内の掃除・消毒や施術用ブースの準備、後片付けなどの雑務があります。
これは、研修中のネイリストが任されることが多い仕事です。
雑用がほとんどですが、ネイルブースの準備のために備品や消耗品に触れることは大事な勉強にもなります。
施術に使用する薬品を扱うことにもなるため、雑務とはいってもミスがないよう気をつけなければなりません。
スキルアップのための練習もできる
厳密にいうとネイリストの仕事内容ではありませんが、ネイルサロンでは営業時間外に施術の練習をすることもできます。
未経験で入社したネイリストの研修も、基本的に開店前・閉店後におこなわれます。
一人前のネイリストであっても、資格取得のための実技の練習をしたり、新しいデザインを試してみたりなど、ネイル好きな人が集まるサロンならではの光景が見られます。