独立開業する
スキルと実績に自信があるアイブロウリストは、独立開業をするのもひとつの手段です。
自分でサロンを経営する場合、年収は、売り上げ-経費です。
売り上げに貢献しているのに基本給が上がらないと感じているアイブロウリストや、インセンティブの割合に不満を持っているアイブロウリストは、独立を視野に入れてみましょう。
アイブロウリストの将来性
アイブロウリストの将来性について、以下の3つに分けて解説します。
アイブロウリストの需要は今後も伸びていく見込み
結論からいうと、アイブロウリストの需要は今後も伸びていくと考えられています。
理由は、以下の3つです。
・パーツ美容のニーズが高まっているから
・プチ美容にお金をかけるハードルが下がっているから
・海外では当たり前にあるジャンルだから
近年、特定の部位をターゲットにしてケアをおこなう「パーツ美容」が注目されています。
アイブロウ施術もそのひとつで、現在は女性だけではなく男性にも需要が広がっています。
また、眉を整えるのが苦手な人や、多少お金をかけてもいいからプロにお手入れして欲しいという人が、アイブロウサロンを利用するケースが増えていることも、アイブロウリストの将来性を高めているといえるでしょう。
競合が少ない今がチャンス
アイブロウリストは、日本国内ではまだまだ人数が少ない傾向にあります。
アイブロウ専門サロンも同様に、まだ数が少ないため、ある意味では競合が少ないというメリットになっています。
ライバル店が少なければ、価格を下げたり無料のサービスを展開したりする必要がなく、それにともなって起こる人件費削減のリスクもありません。
アイブロウリストとしてのポジションを、早いうちから確立しておくことで、年収面でもキャリア面でもメリットが得られるでしょう。
独立開業で成功する可能性もあり
アイブロウサロンは、備品・材料費の購入やスペースの確保がそれほど負担にならないため、比較的簡単にオープンすることができます。
材料費を安く抑えられるアイブロウサロンは、利益率が高い商売ともいえます。
仮に、3,000円の施術を1日6人とすると、1日18,000円×25日=1カ月45万円の売り上げになり、経費を差し引いても年収450万~500万円をめざすことができます。
アイブロウ専門サロンがないエリアで開業できれば、それなりの集客を見込めると考えられるでしょう。
一流のアイブロウリストなら年収500万円も可能!
アイブロウリストの年収は、平均300万円です。
日本全体の平均年収と比べると低い水準ですが、20代女性の平均年収と同等/やや高いレベルです。
アイブロウリストは美容師免許取得必須の専門職であるため、年齢や勤続年数が重視される一般企業より昇進や昇給のチャンスが多いところが魅力です。
また、需要が高く就職や転職がしやすいところもメリットといえるでしょう。
美容師免許を持っていない人は美容学校に通って国家試験を受ける必要がありますが、すでに美容師免許を取得している人なら今すぐでも就職が可能です。
未経験者OKのサロンを探し、アイブロウリストの勉強を始めてみましょう。