店内清掃や消毒
利用者の身体に直接触れるマッサージ施設は、衛生管理が非常に重要になります。
店内の清掃はもちろんのこと、施術に使用される器具や道具の消毒も大切な仕事内容のひとつです。
リネン類のクリーニングは業者に依頼するケースがほとんどですが、小規模の施設およびサロンではスタッフが担当することもあるかもしれません。
予約管理
一般のエステサロンやリラクゼーションサロンをはじめ、現在では治療院や診療所でも完全予約制のところが増えています。
ポータルサイトなどからの予約のほか、電話で直接予約を受けることもあります。
予約の際には、担当の施術者の割り振りだけではなく、施術室の確保やセッティングも必要となります。
一方、スパやホテルなどに併設されている施設の場合は、予約なしで利用者を受け入れるケースも多いため、臨機応変な対応が求められます。
電話応対
電話応対も、マッサージ師の大切な仕事のひとつです。
予約だけではなく、問い合わせやクレームにも対応しなければならないため、提供しているメニューの内容や施術に関する知識を把握しておく必要があります。
また、相手に不快感を与えない声のトーンや話し方といったトークスキル、コミュニケーション能力も求められるでしょう。
SNSやポータルサイトの投稿と口コミ返信
近年では、TwitterやInstagramなどSNSまたはポータルサイトを利用した宣伝が増えています。
時期に応じて定期的に更新したり最新のお知らせを投稿したりするのも、マッサージ師の仕事のひとつです。
サロンや治療院によっては、口コミへの返信やブログの投稿も業務に含まれるでしょう。
マッサージ師の仕事は多種多様!種類によっては無資格・未経験もOK
日本国内では「マッサージ師」というと一般的に「あんまマッサージ指圧師」を意味しますが、資格の有無を含め、実際にはさまざまな職種があります。
マッサージ師に興味があるけれど今から資格を取るのは難しい……と感じている人は、無資格者でも働けるマッサージ師を目指すと良いかもしれません。
国家資格による免許が不要なマッサージ師でも、民間の資格や検定でレベルアップをすることは可能です。
心身の不調を改善に導き、悩みを解消していやしを与えられるマッサージ師を、ぜひ目指してみましょう。