基本的な知識を独学で身につけ、研修制度があるアロマサロンに勤めるのもひとつの手段です。
まったくの未経験で働く場合、初任給は低いですが少なくともマイナスにはなりません。
実際に接客をしたり先輩セラピストのサポートをしたりすることで、一人前のアロマセラピストを目指すことができるでしょう。
研修制度の他、資格取得支援制度をもうけているサロンもおすすめです。
アロマセラピストのおもな職場
40代からのアロマセラピストにおすすめの職場は、以下の4つです。
リラクゼーションサロン
アロマセラピストの職場で真っ先に想像するのは、リラクゼーションサロンや、アロマメニューがあるエステサロンでしょう。
年齢・学歴不問で働けるサロンが多く、研修制度が整っているサロンも増えているため、40代からアロマセラピストを目指す人におすすめです。
リラクゼーションサロンの仕事はボディトリートメントがメインですが、アロマグッズの販売などが含まれることもあります。
アロマショップ
デパートや商業施設に入っているアロマショップは、接客とアロマグッズの販売がメインです。
ボディトリートメントなどの施術がないため、体力に自信がない人におすすめです。
もともと接客業をしていた人や営業スキルが高い人なら、売り上げを伸ばして高収入を目指すこともできるでしょう。
ホテルやスパ併設のサロン
40代からアロマセラピストデビューするなら、ホテルやスパに併設されているサロンで働くのもおすすめです。
本格的なリラクゼーションサロンやエステサロンと違い、メニューがシンプルにまとめられていて仕事が覚えやすいところがメリットといえるでしょう。
また、時間制料金で施術を提供しているサロンもあり、利用客が初めから目的を決めて来店することが多いため、営業トーク不要というラクさもあります。
開業
40代からアロマセラピストとして働く場所のひとつとして、自宅でサロンを開業するという手段もあります。
展開するメニューにもよりますが、特殊な美容機器を必要としないアロマサロンは、少ない資金で開業できるという特徴があります。
40代からアロマセラピストとして経験を積み、50代で開業を目指すのも良いでしょう。
未経験でのサロン開業はリスクが大きいのでおすすめしません。
40代からアロマセラピストを目指すときの注意点
40代からアロマセラピストを目指すときのおもな注意点を、3つに分けて解説します。
目標を明確にしておく
40代からアロマセラピストになるなら、勉強を始める前に、まず目標を明確にしておきましょう。
よくある目標は、以下のとおりです。
・フルタイム正社員で働いてたくさん稼ぎたい
・パート勤務でマイペースに働きたい
・いずれサロン開業したい