未経験から美容業界への転職を考えている人には、美容部員やビューティーアドバイザー(BA)の仕事もおすすめです。
デパートやコスメショップのカウンターで来客にメイクをほどこしたり、コスメを販売したりするのがおもな仕事です。
未経験者でも転職はできますが、大手企業では大卒が応募条件になっているケースも多く見られます。
競争率が高い職種なので、転職前にスキンケアマイスターやメイクアップ技能検定などの級を取得しておくと良いでしょう。
経験者・ブランクありの人が転職できる美容業界のお仕事
美容業界の経験者や有資格者、ブランクがある人が転職できる美容業界の仕事は主に4つです。
美容師・理容師
経験者が転職できる美容業界の仕事で、人気No.1は美容師・理容師です。
現在、日本国内にある美容室の数はコンビニエンスストアよりも多いといわれており、有資格者の受け皿としては最大といって良いでしょう。
事情があって美容業界を離れたものの、せっかく取得した国家資格を無駄にしたくないと考える転職者も多いようです。
また、美容室でフルタイム勤務をする以外の働き方も増えており、昔に比べて転職しやすい業界になっています。
アイリスト
経験者が転職できる美容業界の仕事のひとつに、アイリストがあります。
アイラッシュサロンや美容室で、まつ毛エクステンションやまつ毛パーマの施術をおこなうのがおもな仕事です。
美容師の国家資格を取得している人でなければ、アイリストに転職することはできません。
資格を活かしたいけれど美容師の仕事はハードすぎると感じている人に、人気の転職先です。
カラーリスト
カラーリストは、美容師経験者や資格保有者が転職先に選ぶ人気の職種です。
美容室で美容師とともに仕事をしますが、カラーリングに特化したメニューのみを担当するのがカラーリスト。
カットやパーマなどはおこなわず、顧客とのカウンセリングでカラーを決定し、薬剤を調合してカラーリングをほどこすのがおもな仕事です。
美容師ほどハードな業務ではないため、ブランクのある元美容師が転職しやすい職種ですが、カラーリストだけを募集しているサロンはまだ少ない傾向にあります。
マッサージ師
経験者や有資格者が転職できる美容業界の仕事には、マッサージ師もあります。
エステサロンやマッサージ店だけではなく、整体院やリハビリ施設など職場が多岐に渡るのが特徴です。
マッサージ師というと一般的に「あんまマッサージ指圧師」をさしますが、中にはリンパマッサージやリフレクソロジーといった無資格OKの職種もあります。