カラーリストとはどんな職業?
カラーリストと美容師の違いって何?
カラーリストのお給料は高い?低い?
こんな疑問を持っていませんか?
この記事では、カラーリストとは何かについて詳しく解説しています。
最後まで読むことで、カラーリストの仕事内容や気になる平均収入がわかるでしょう。
カラーリストに必要な資格や向いている人、メリット・デメリットも参考に、一流のカラーリストを目指してください。
※2023年4月の情報です。
※詳しい仕事内容や給与はサロンによって異なります。
カラーリストとは
カラーリストとは何か、そして美容師との違いを解説します。
カラーリストとはヘアカラーの専門家
結論からいうと、カラーリストとはヘアカラーの専門家です。
ヘアカラーを希望する顧客に対し、ベストなカラーを提案して施術をおこなうのがおもな仕事です。
ヘアカラーについての専門知識を持ち、一般の美容師より施術スキルが高いところが特徴です。
海外の美容室ではヘアカラーリストが在籍していることが一般的で、日本に比べて身近な職業とされています。
美容師(スタイリスト)との違い
カラーリストと一般の美容師(スタイリスト)との大きな違いは、おもに以下の2つです。
・カラーリスト…ヘアカラー施術のみをおこなう
・スタイリスト…カット、パーマ、カラーなど全般の施術をおこなう
カラーリストとは、ヘアカラーの施術以外は基本的におこなわないのが最大の特徴です。
美容師として、カットやパーマの基礎は身につけますが、実際に施術することはありません。
スタイリストは、ひとりの顧客に対してすべての施術をおこないますが、カラーリストが在籍している美容室では、カラーのみ専門家が対応するなどの連携が見られます。
カラーリストの仕事内容とは
カラーリストのおもな仕事内容を、4つに分けて紹介します。
カウンセリングや髪質チェック
カラーリストは、まずカラーを希望する顧客とのカウンセリングをおこないます。
髪の悩みやどんなイメージにしたいかを上手に聞き出す必要があるため、コミュニケーション能力が欠かせません。
また、髪のボリュームや髪質、ダメージ具合などをチェックし、色味や使用する薬剤を決めていきます。
カラー提案
顧客が理想とするイメージに沿って、最終的なカラー提案をするのがカラーリストの役目です。
顧客のリクエストが必ずしも本人に合うとは限らないため、相手に納得してもらえるようプレゼンをする必要があります。
言葉の選び方や話し方などの、トークスキルが求められるシーンといえます。
薬剤の調合
カラーに使用する薬剤の調合は、高い専門知識を持つカラーリストならではの仕事です。
地毛の色や髪質を考慮し、提案したカラーの色味を実現できるようさまざまな薬剤を組み合わせて調合していきます。
近年では、ヘアカラーの中でもハイライトやグラデーションなど複雑に分かれてきていますが、カラーリストはそのすべての知識と技術を持っていなければなりません。