アイリストの仕事ってどんな内容?
アイリストの1日はどうやって過ごしてる?
アイリストになるにはどうすればいい?
今、若い女性に人気があるアイリストのお仕事。
アイラッシュサロンが増えていることもあり、働いてみたいな……と感じている女性も多いですよね。
この記事では、アイリストの仕事内容と1日の流れを詳しく解説しています。
アイリストになる方法も紹介しているので、アイリストを目指したい人はぜひ参考にしてください。
※2024年3月の情報です。
アイリストとは
アイリストとは、まつ毛パーマやまつ毛エクステンション(マツエク)の施術をおこなう、まつ毛美容の専門技術者のことをいいます。
アイデザイナー、アイスタイリストと呼ばれることもあります。
まつ毛エクステンションの発祥は韓国です。
日本では2000年前後からサロンで付けまつ毛を施すサービスが始まり、アイリストという専門職が誕生しました。
現在では、まつ毛パーマやまつ毛エクステンションを専門的におこなうアイラッシュサロンができ、若い女性を中心に需要が増える一方となっています。
アイリストの仕事内容とは
アイリストの仕事内容を、おもに3つに分けて紹介します。
まつ毛パーマ
まつ毛パーマは、髪のパーマと同じようにロットを使い、パーマ液を塗布してまつ毛のカールをキープさせる施術です。
まつ毛エクステンションより時間がかからず料金も安いので、幅広い年齢の女性に人気があります。
アイリストにとっても、まつ毛エクステンションに比べて技術を習得しやすいため、初めての施術はまつ毛パーマになることが多いでしょう。
しかし、目元に薬剤を使用するのでトラブルのリスクが低いわけではありません。
まつ毛の上がり具合やカールの形など、細かい部分に気を遣いながら施術をする必要もあります。
まつ毛エクステンション
まつ毛エクステンションは、人口のまつ毛を地まつ毛に接着させていく施術です。
まとまった付けまつ毛を目元に直接貼り付ける市販品と違い、まつ毛エクステンションはまつ毛の生え際1~1.5mmの部分に1本1本装着します。
利用客の好みやオーダーに合わせて、片目だけで50~100本付けることになるため、根気と集中力を求められる作業となります。
目に近い部分に専用の接着剤を使用するため、トラブルが起こらないよう細心の注意を払って施術をしなければなりません。
地まつ毛が抜けるとエクステンションも同時になくなってしまうため、まつ毛の状態をチェックしたり地まつ毛を傷めないよう丁寧に施術をしたりといったスキルも必要とされます。
※サロンによってはアイブロウ施術もある
アイラッシュサロンの中には、アイブロウ・メニューを提供しているお店もあります。
アイブロウとは、眉の形を整えたりエクステンションをしたりする施術のことです。
顔の形やもとの眉毛に合わせ、利用客の理想のスタイルに沿うよう仕上げる技術が必要です。
アイリストとアイブロウリストは基本的に仕事内容が違うため、ほとんどのサロンが分担制を敷いています。
アイリストとしてのスキルを身につけた後は、アイブロウリストの研修を受けてみるのも良いでしょう。
アイリストの施術以外の仕事内容とは
アイリストの仕事内容はほとんどが施術ですが、それ以外にもおもに5つの仕事があります。
受付や接客
アイリストの仕事内容のひとつに、受付や電話応対を含めた接客業務があります。
アイラッシュサロンでは、美容室と同じように、受付や接客などは手が空いているスタッフがおこなうのが一般的です。
来客を迎えて担当者に引き継いだり、新規客をカウンセリングスペースに案内したり、サロンにかかってきた電話に応対したりと、それぞれが臨機応変に動くことになります。
カウンセリング
施術前のカウンセリングやヒアリングは、アイリストの大切な仕事内容のひとつです。
エクステンションの量や長さ、カールの具合などを細かく打ち合わせ、利用客のオーダーに合わせて施術をおこなうためです。
相手との意思疎通が重要となるため、コミュニケーション能力は必須です。
また、新規客のカウンセリングではアレルギーの有無や服用薬の確認など、健康チェックもおこなわなければなりません。