アイリストになるには何が必要?
資格がなければアイリストにはなれない?
アイリストに向いてる人の性格って?
アイリストの仕事に興味を持ち、働くためには何が必要なんだろう?と疑問に感じている人も多いのではないでしょうか。
この記事では、アイリストに必要な資格と適正について解説しています。
最後まで読めば、アイリストになるには何が必要かがわかるでしょう。
アイリストに向いている人・向いていない人の特徴も参考に、今後の道を選んでください。
※2024年3月の情報です。
アイリストになるには美容師免許が必須
結論からいうと、アイリストになるには美容師免許が必要です。
なぜなら、アイリストは厚生労働省によって「免許が必要な美容行為」であると定められているからです。
アイラッシュの施術は首から上に薬剤を使用するので、必要な資格は美容師免許となります。理容師免許ではアイリストにはなれません。
美容師免許があれば、アイラッシュサロンに就職して未経験者向けの研修を受けられます。そのため、美容学校を卒業したばかりの若い女性の就職先や、美容室を退職した元美容師のセカンドキャリアの場として人気が上がっています。
アイリストになるには適性が必要
アイリストになるには、美容師免許以外にも以下の適性が求められます。
集中力
アイリストになるには、集中力が必要です。
なぜなら、まつ毛パーマやまつ毛エクステンションの施術は目元に薬剤を使用するため、一時も気が抜けないからです。
常に顧客の目元に集中し、トラブルが起こらないよう細心の注意を払わなければなりません。
根気
アイリストになるには、根気が必要です。
なぜなら、まつ毛パーマやエクステンションの施術は、基本的に同じことの繰り返しだからです。
とくに、アイラッシュサロンで人気のあるまつ毛エクステンションは、地まつ毛の根元に付けまつ毛を1本1本接着させていくため、ボリュームによっては1時間半ほどずっと、同じ作業を続けることになります。
1カ所に集中し、コツコツと作業を進めていける根気がなければ、アイリストは務まりません。
丁寧さ
アイリストになるには、作業の丁寧さが求められます。
なぜなら、アイラッシュの施術は専用グルー(接着剤)やパーマ液などの薬品を使用するため、ある意味で「一発勝負」な要素があるからです。
顧客はお金を払って施術を受けている以上、望んだ仕上がりになって当然と思っています。
雑な作業で失敗すると、一旦オフにしてやり直さなければなりません。
手先の器用さ
アイリストになるには、手先の器用さが必要です。
なぜなら、平均して約7mmといわれるまつ毛1本1本に施術をするのがアイリストだからです。
顧客の希望に合わせ、全体のバランスを見て綺麗に仕上げる必要があるため、手先の器用さは非常に重要となります。
コミュニケーション能力
人気のあるアイリストになるには、適度なコミュニケーション能力も必要です。
なぜなら、1時間~1時間半の施術の間、顧客はずっと目を閉じていなければならず、スタッフとの会話がなければ退屈してしまう人が多いからです。
丁寧かつスピーディーに施術をおこないながら、さらにトークができるようにならなければ、一人前のアイリストとはいえません。
もちろん、ゆっくり静かに過ごしたい人もいるので、そこを見極めるのもコミュニケーション能力のひとつといえます。
営業力
稼げるアイリストになるには、営業スキルを磨くのもおすすめです。
なぜなら、アイラッシュの施術は、一定のスキルがあれば誰でもこなせるようになり、技術者による差が出にくいからです。
指名をもらって売り上げを増やし、インセンティブによる収入アップを目指すためには、営業力こそが重要になります。
指名が多い先輩アイリストを見て、トークスキルや営業スキルを学びましょう。