アイリストとはどんな仕事をする人?
アイリストに興味があるけど誰でもなれる?
アイリストって儲かるの?
そんな疑問を持っていませんか?
この記事では、いま話題の「アイリスト」について、詳しく解説しています。
アイリストとは何か?をはじめ、アイリストの仕事内容やアイリストになる方法、平均収入まで、アイリストのすべてがわかります。
アイリストを目指す人は、ぜひ最後まで読んでください。
※2024年3月時点の情報です。
※仕事内容や給与形態はサロンによって異なります。
アイリストとは
アイリストとは、まつ毛美容に特化した専門の技術者のことです。
おもにまつ毛パーマとまつ毛エクステンション(付けまつ毛)の施術をおこなう他、サロンによってはアイブロウ(眉スタイリング)メニューを展開しているところもあります。
そもそもまつ毛美容は1980年代に韓国で始まり、日本では2000年頃にアイラッシュサロンが登場しました。
当時はスキルを持つ人なら誰でも施術することができましたが、目の痛みや炎症などの健康被害が報告されたことから、2008年以降は国家資格必須の「美容行為」と認定されています。
現在では、首から上のパーツに薬剤を使用することができる資格を持つ美容師のみが施術を許可されており、アイリストを目指して美容師免許を取得する人も増えてきました。
また、美容師のセカンドキャリアとして注目されている職業でもあります。
現在では、アイラッシュメニューを提供している美容室やエステサロンだけではなく、アイラッシュ専門サロンの数も増えてきており、今後の需要増にも期待ができる仕事です。
アイリストの仕事内容とは
アイリストの仕事内容を、3つに分けて簡単に紹介します。
カウンセリング・ヒアリング
アイリストの仕事は、まず利用客へのカウンセリングから始まります。
理想の目元や施術の目的といった内容を話し、まつ毛パーマのロットの太さやエクステンションのボリュームを決めていきます。
顧客の要望に合わせるだけではなく、例えば日常使いに適したエクステンションのボリュームや、パーティやイベントに合う仕上がりなどを提案するのもアイリストの仕事です。
希望と提案をうまく組み合わせて施術に移るには、コミュニケーション能力が必要とされます。
まつ毛パーマ・まつ毛エクステンション
アイリストが手がける施術は、まつ毛パーマとまつ毛エクステンションの2種類です。
まつ毛パーマは、髪のパーマと同じようにロットとパーマ液を使ってカールを作ります。
まつ毛の生え際まで薬剤を塗布するため、トラブルが起こらないよう細心の注意が必要となります。
まつ毛エクステンションは、専用の付けまつ毛を地まつ毛の根元に接着させていく作業です。
まつ毛1本1本に施術をするため、長時間の集中力が必要とされます。
施術以外のサロン運営業務
アイラッシュサロン勤務のアイリストにとって、施術以外の雑務も大事な仕事となります。
おもなサロン運営業務は、以下のとおりです。
・受付や接客
・施術ブースのセッティングと後片付け
・店内清掃や消毒
・消耗品の管理や補充
・SNS投稿などの宣伝
上記の業務は、施術に入っていないスタッフが臨機応変でおこなうケースがほとんどです。
サロンによっては新人スタッフに任されていたり、特定の業務だけベテランアイリストがおこなったりすることもあります。
アイリストに必要な資格とは
アイリストに必要な資格について、大きく2つに分けて解説します。