アイリストは独立すると収入が増える?
アイリストの独立開業に必要なものは何?
アイリストが独立するメリットとデメリットが知りたい。
このような悩みを持っていませんか?
この記事では、アイリストの独立開業に必要なものや独立の方法について、詳しく解説しています。
最後まで読めば、アイリストとして独立するために必要な知識がすべてわかるでしょう。
アイリストが独立するメリットとデメリットも参考に、儲かるサロン経営を目指しましょう!
※2024年3月時点の情報です。
そもそもアイラッシュサロン(マツエクサロン)は儲かるのか
結論からいうと、アイラッシュサロンは比較的儲かる可能性が高いサロンです。その理由を、3つに分けて解説します。
競合となる専門サロンが少ないから
そもそも、アイラッシュサロンとは、まつ毛美容に特化したサロンのことです。
アイビューティーサロンやアイデザインサロンなどさまざまな呼び方がありますが、もっとも認知度が高いのは「マツエクサロン」かもしれません。
2000年頃に日本に誕生したマツエクサロンは、2008年から厚生労働省によって「美容行為」と定められました。
そのため、美容師免許を取得していなければアイラッシュ施術はおこなえなくなり、サロン不足・人手不足の傾向にあります。
材料費が安く利益が出やすいから
アイラッシュ施術は、材料費が安く済むという特徴があります。
なぜなら、施術の範囲が目の周りに限定されているため、お客ひとりあたりに使用する付けまつ毛や薬剤の量が非常に少ないからです。
また、美容室のように水道代や電気代が高額になることもなく、経費を抑えて利益を出すことが可能です。
このことから、アイラッシュ専門店・マツエクサロンは儲かりやすいといえるでしょう。
まつ毛美容の需要が高まっているから
アイラッシュ専門店・マツエクサロンが儲かる背景に、まつ毛美容の需要が高まっていることがあげられます。
マツエクサロンは、1回5,000~10,000円程度の価格帯で、施術時間も1時間~1時間半程度と「お手軽」なところが特徴です。
毎日ビューラーでまつ毛を整えたり付けまつ毛をつけたりといった手間をかけるより、専門店で持続性の高い美しいまつ毛を手に入れたいと考える女性が増えており、マツエクサロンの人気は高まる一方です。
出店エリアにもよりますが、マツエク専門店は需要が高く儲かる可能性が高いといえるでしょう。
アイリストが独立開業するのに必要なもの
アイリストが独立開業するのに必要なものを、5つに分けて説明します。
1.各種届出
アイリストが独立するためには、以下の4つの届け出が必要です。
開業届
個人事業主としてサロン開業するには、管轄の税務署へ開業届を提出する必要があります。
開業届出用紙は、国税庁のホームページからダウンロードすることができます。
個人事業主になるために必要な条件はほぼなく、開業届に必要事項を書き込んで送付するだけでOKです。
青色申告承認申請書
マツエクサロンの経営を本業とするなら、開業届とあわせて青色申告承認申請書も提出しておきましょう。
個人事業主が必ずしなければならない3月の確定申告の際、青色申告で確定申告をすると最大65万円の控除が受けられます。
その他、損失を3年間繰り越すこともできるため、サロンを経営するアイリストは忘れずに申請書を提出してください。