アロマセラピストとはどんな職業?
アロマセラピストの具体的な仕事内容は?
アロマセラピストになるには資格が必要?
このような疑問を持っていませんか?
この記事では、アロマセラピストとはどんな職業なのかについて詳しく解説しています。
アロマセラピストの仕事内容や必要な資格、年収、アロマセラピストになる方法も紹介しているので、最後まで読めば、アロマセラピストのすべてがわかるでしょう。
アロマセラピストに向いてる人やメリットも参考に、就職や転職の役に立ててください。
※この記事は2024年4月時点の情報です。
※仕事内容や年収は職場によって異なります。
アロマセラピストとは
アロマセラピストとは、植物性オイルを使用してトリートメントケアをしたり、来客の希望に合わせてオイルを配合して販売したりする仕事です。
ときには顧客に対するヒアリングやカウンセリング、アドバイスなどもおこなうこともあるため、アロマに特化したカウンセラーともいえるでしょう。
必ず取得しなければならない資格などはなく、独学でスキルを身につけて未経験からの就職や異業種からの転職も可能です。
アロマセラピストは、エステティシャンや販売員などさまざまな働き方を選ぶことができ、ストレス社会といわれる現代において需要が伸びています。
あんまマッサージ指圧師や美容師が、セカンドキャリアとしてアロマセラピストになることも珍しくありません。
アロマセラピストの仕事とは
アロマセラピストのおもな仕事を、4つに分けて紹介します。
1.ヒアリングやカウンセリング
アロマセラピストは、店を訪れるお客からのヒアリングや、1対1でのカウンセリングをおこないます。
どんな悩みを持っているのか、どんな不調を感じているのかを聞き出す必要があるため、高いコミュニケーション能力やトークスキルが必要とされます。
また、お客が希望する香りの特徴を素早く判断し、精油のブレンドをおこなうのもアロマセラピストの仕事です。
2.アロマオイルの販売やアドバイス
アロマセラピストは、カウンセリングをもとにアロマオイルを調合して販売したり、来客に理想に合う香りの提案をします。
それぞれのフレーバーの特徴や、期待できる効果を説明するなど、専門的な知識が必要となるでしょう。
また、アロマオイルやキャンドルを売るだけではなく、使用シーンや効果的な使い方をアドバイスすることもあります。
3.アロマトリートメント
アロマセラピストの仕事の代表的なもののひとつに、アロマトリートメントがあります。
これは、アロマオイルを使用したフェイシャルケアやボディケアのことです。
アロマセラピストはマッサージ師ではないので、施術内容はあくまでもトリートメントのみとなります。
痩身やスキンケアよりも、リラクゼーション目的の色が濃いところが特徴です。
もっとも、最近ではリンパドレナージュなどを取り入れているサロンも増えているため、これからはトリートメント以外のさまざまな技術が求められていくでしょう。
4.店舗運営業務
職場にもよりますが、オイルの販売やトリートメントケア以外の雑務もアロマセラピストの仕事の一部です。
具体的な業務は、以下のとおりです。
・顧客の出迎えや案内
・電話応対
・予約管理
・SNSの投稿や更新
・施術ブースのセッティングと後片付け
・店内清掃や備品の洗浄
・会計や見送り
上記の業務は、手の空いたスタッフが臨機応変に担当するケースがほとんどです。
少人数のサロンの場合、ひとりあたりが負担する業務が多くなる可能性があるので、応募の際は業務内容を必ず確認しましょう。