美容系の仕事にはどんな種類があるの?
資格なしでもできる美容系の仕事ってある?
美容関連の仕事で一番稼げるのはなに?
このような疑問を持っている人に、絶対に役立つ情報満載!
この記事では、美容関連の仕事を種類別に徹底解説しています。
それぞれの仕事内容はもちろんのこと、資格の有無や気になる平均年収についてもしっかり調査しているので、ぜひ参考にしてください。
※2024年4月時点の情報です。
※仕事内容や給与等は職場によって異なります。
【比較】美容系の仕事|人気の10種類
はじめに、この記事で紹介する美容系の仕事を10種類に分けて簡単に紹介します。
仕事 | 資格 | 平均 収入 |
---|---|---|
美容師 理容師 |
要 | 300万~ 350万円 |
エステティシャン | 不要 | 300万~ 360万円 |
アイリスト アイデザイナー |
要 | 300万~ 360万円 |
ネイリスト | 不要 | 約300万円 |
マッサージ師 | 一部 要 |
300万~ |
アロマセラピスト | 不要 | 約300万円 |
美容カウンセラー | 不要 | 300万~ 450万円 |
美容部員 アドバイザー |
不要 | 250万~ 350万円 |
ヨガ フィットネス インストラクター |
不要 | 250万~ 450万円 |
ヘアメイク アーティスト |
一部 要 |
約330万円 |
【美容師・理容師】美容系仕事の種類でNo.1
美容系の仕事で代表的なのは、美容師・理容師です。仕事内容や資格、平均年収について詳しく解説します。
美容、理容、ヘアカラーなどジャンルが豊富な仕事
美容師・理容師の職場は、美容室や理容室だけではありません。
とくに最近では理美容師の活躍の場は増えており、ヘアカラー専門店や介護福祉施設、ブライダルサロンなど多岐にわたります。
理美容室におけるスタイリングだけではなく、ジャンルが豊富なのが理美容師の仕事です。
理美容師の免許が必須
美容師や理容師になるには、国家資格を取得する必要があります。
免許を取得する流れは、以下のとおりです。
1.厚生労働大臣認可の美容学校・大学の課程を修了する
2.国家試験に合格する
3.免許を申請する
美容師と理容師の免許の内容は異なっており、許可されている施術も違います。
たとえば、美容師は頭部を含む首から上に薬剤を使用することができますが、肌に刃物を当てることはできません。
将来、どのような職場でどんな仕事をしたいかを考え、免許の種類を選ぶ必要があります。
理美容師の平均年収は300万~350万円
美容師や理容師の平均収入は、300万~350万円です。
日本の給与取得者全体の水準からみると低いですが、これは、経験によって収入の差が大きいことが理由です。
学校を卒業したばかりのアシスタント美容師は、平均年収が200万円前後といわれています。
しかし、トップスタイリストやディレクタークラスになると平均年収500万円以上を目指せる仕事でもあります。
ハードワークでも需要は高い
美容師や理容師は、長時間労働&肉体労働といわれています。
ハードワークが原因で離職する人も多く、労働に見合った収入が支払われないというのも、美容業界全体の問題として根強く残っています。
しかし、美容師・理容師ならではの魅力も多く、需要は高い仕事です。
理美容師の免許があれば、就職や転職の選択肢が増えることもあり、国家資格を受験する人数が極端に減ることはありません。
【エステティシャン】無資格で働ける美容系の人気職種
エステティシャンは、無資格で働ける人気の仕事です。仕事内容や資格、平均年収を詳しく解説します。
トリートメント、痩身、脱毛など拡大中
エステティシャンの仕事は、エステサロンでのトリートメントやマッサージだけではなく、美容機器を使う痩身や光脱毛など多岐にわたります。
オールハンドによるトリートメントを提供するエステサロンも健在ですが、現在では、ハイパーナイフや光脱毛マシンの取り扱いが必須となるケースも増えています。
基礎知識はもちろんのこと、新しい技術を取り入れる柔軟な対応も必要となるでしょう。
また、サロンによってはカウンセリングや契約獲得のための営業なども仕事内容の一部です。
資格がなくても働ける
エステティシャンには、特別な資格は必要ありません。
現在、日本国内にはエステティシャンになるための国家試験などは存在しないため、働きたい気持ちがあれば誰でも働くことができます。
未経験でエステサロンや脱毛サロンに就職する場合、数カ月の研修期間があり、仕事に必要な知識や技術を習得してから業務に就くケースがほとんどです。
また、エステティシャンには民間の資格が多数あり、さまざまな資格や検定の級を持っている技術者ほど収入が増える傾向にあります。
エステティシャンの平均年収は300万~360万円
エステティシャンの平均年収は、300万~360万円です。
エステサロンの特徴や地域、経験などによって収入に開きがあるのがエステティシャンの特徴です。
未経験スタートの場合は初任給が18万~20万円のケースも多いですが、経験を積んで指名料や技術料をもらえるようになると、年収400万~500万円を狙うのも不可能ではありません。
スキルと実績があれば独立も可能
エステティシャンは、完全未経験からスキルと経験を積んで独立を目指すことができる職種です。
エステサロンは、独立開業のために必要な届出の種類が少なくシンプルで、自宅の1室を使って運営することが可能だからです。
しかし、開業は容易でも3年5年と継続させることは非常に難しく、廃業率の高い職種ともいわれています。
独立開業を成功させるには、スキル・実績・経営力が必要とされるでしょう。
【アイリスト】美容系の仕事の中で急成長の種類
アイリスト、またはアイデザイナーと呼ばれる職種は、美容系の仕事の中で急成長しているジャンルです。仕事内容や資格、平均年収を紹介します。
まつ毛と眉毛に特化した仕事
アイリストは、アイラッシュや眉毛スタイリングを専門におこなう技術者です。
まつ毛パーマ、まつ毛エクステンション、眉毛デザイン&カットなどがおもな仕事内容となります。
カウンセリングから施術、アフターメンテナンスまでをひとりでおこなうことが多く、さまざまな知識と技術が必要とされる仕事です。
まつ毛エクステンションが普段使いされるようになった現代では、定期的にアイラッシュサロンに通う女性会社員も増えている他、メンズ美容における眉毛スタイリングも注目されています。
美容師免許の取得必須
アイリストとして働くためには、美容師免許がなければなりません(理容師免許は不可)。
国内でアイラッシュサロンが誕生した2000年前後は無資格でもアイリストとして働くことができましたが、健康トラブルが相次いだことから免許必須の美容行為として認定(2008年)されました。
美容師免許さえあれば誰でもアイリストとして働けるため、ブランクがある元美容師や、現役美容師のセカンドキャリアとして選ばれることが多い職種です。
その他、アイリストに役立つ民間資格も増えています。
アイリストの平均年収は300万~360万円
アイリストの平均年収は300万~360万円、アイブロウリストの平均年収は300万円前後です。
美容師をはじめとした美容業界の水準と大きな違いはありませんが、アイリストの場合、未経験スタートから一人前になるまでの期間が短いところが特徴です。
美容師のように数年のアシスタント期間を過ごすことはほぼなく、入社から数カ月で一人前として扱われるケースが多いでしょう。
その分昇給も早く、20代で350万~400万円の年収を得ているアイリストも多数います。
今後の需要に期待ができる職種
もともと韓国が発祥とされるアイラッシュサロンは、現在、日本国内でも需要を伸ばしています。
低料金のパーツ美容が一般に普及したことや、お金をかけてプロにお手入れしてもらうことに対して抵抗感を抱く女性が少なくなったのが理由といえるでしょう。
アイラッシュ専門サロンが少ない今のうちに、アイリストとして地位を確立しておくと、今後の仕事や収入が安定するのでおすすめです。
【ネイリスト】趣味から始められる美容系の仕事
ネイリストは、学生や主婦から一流を目指すこともできる仕事です。仕事の特徴や資格、収入について解説します。
サロン勤務に限らず働き方の種類が豊富
ネイリストは、さまざまな求人や独自の働き方に期待ができる仕事です。
ネイルサロンだけではなく、美容室やブライダルサロン、自宅サロンの経営、ネイルチップの販売、講師など、仕事の種類は多岐にわたります。
また、一部ではYouTubeなどにネイルアートの動画を投稿し、広告収入を得ているネイリストもいます。
ライフスタイルに合わせ、フルタイム勤務やパートタイム勤務などを柔軟に選べるのもネイリストの特徴といえるでしょう。
国家資格はないけど民間資格は重要
日本国内において、ネイリストになるための国家資格は現在存在しません。
そのため、普段から趣味でネイルアートやジェルネイルを楽しんでいる人が、仕事としてネイリストを選ぶケースも多いです。
免許はありませんが、ネイルに特化した民間の試験・検定は数種類あり、上級の資格を取得しておくことで就職や転職が有利になる他、収入にも大きく影響します。
ネイリストの平均年収は約300万円
ネイリストの平均年収は、約300万円といわれています。
月収にすると1カ月約25万円で、手取りにすると20万円弱となります。これは、決して高い額とはいえません。
地域による賃金差や経験差が大きく影響するネイリストの給与は、極端に低いケースと高いケースがあるため、平均として300万円という数字が出ているという見方もあります。
スキルを磨いて顧客を増やす他、レベルの高い資格を取得することでインセンティブが加算され、収入アップを目指せるでしょう。
生き残るためには技術とデザインセンスが大切
国家資格を必要とせず、手先が器用でネイルアートが好きな人なら誰でも目指せるネイリストは、美容系の職種の中では非常にハードルが低いといえます。
だからこそ、ネイリストとして生き残るためには高い技術とデザインセンスが必要とされます。
最新の流行を追うことや、海外のトレンドを取り入れるなど、常に進化を目指す努力も大切です。
安定した仕事と収入を得るには、一定の固定客をつかんでいるネイルサロンや、集客力のあるネイルサロンに就職するのがおすすめです。
【マッサージ師】美容&健康にかかわる大事な仕事
利用者の美容と健康に関わる職種であるマッサージ師は、知識と技術を身につけることで長く続けられる仕事です。仕事の種類や資格、平均収入について解説します。
さまざまな種類の仕事がある
ひとくちにマッサージ師といっても、その種類は多岐にわたります。
医療行為としておこなわれる、あんま・指圧・鍼灸・柔道整復から、エステサロンなどでおこなわれるリンパマッサージ・アロマトリートメント・リフレクソロジーなど、種類はさまざまです。
マッサージ師として働ける職場も、診療所や介護施設から、温泉ホテルやスポーツジムなど、美容系にだけとどまらないのが特徴です。
一部は国家資格が必要
マッサージ師の仕事は、一部は国家資格が必要です。
資格が必要な職種は、以下の3つです。
・あんまマッサージ指圧師
・鍼灸師
・柔道整復師
以上の3種は、専門学校や大学の課程を修了し、国家試験に合格して免許を取得することで、仕事につくことができます。
職場は医療機関や介護福祉施設となるケースが多いでしょう。
上記の3種以外は無資格でも就職することができますが、利用者の健康に関わる仕事であるため、施術に関する知識や高い技術が必要とされます。
マッサージ師の平均収入は300万円~
マッサージ師の仕事はさまざまな種類があるため、収入にも大きな開きがあります。
あんまマッサージ指圧師の場合、平均年収は350万~400万円で、免許取得後の実務経験や指名の数によって収入は変化します。
エステサロンでリンパマッサージやアロマトリートメントをおこなうマッサージ師は、エステティシャンという扱いになり、平均年収は300万~360万円となるでしょう。
その他、温浴施設やスポーツジムなどに勤務するマッサージ師は、歩合制の給与形態となることも多く、施術回数を多くこなすほど収入が増える傾向にあります。
【アロマセラピスト】ストレス社会に欠かせない癒しのお仕事
アロマセラピストは、ストレス社会といわれる現代の日本国内において、需要が伸びている仕事です。仕事内容や資格、平均収入について詳しく解説します。
エステからアロマ販売まで業務の種類は豊富
アロマセラピストは、エステサロンでアロマトリートメントをおこなったり、アロマショップでオイルを販売したりするなど、さまざまな種類の仕事があります。
来客が求めるアロマの特徴を知るため、カウンセリングやヒアリングをおこなうこともあります。
エステサロンや販売店だけではなく、現在では、ホテル併設のスパやメンタルクリニックでアロマを取り入れているところも増えており、アロマセラピストの活躍の場は拡大しているといえるでしょう。
資格がなくても働ける
アロマセラピストとして働くために、特別な資格は必要ありません。
なぜなら、日本国内においてアロマセラピストの公的な資格は存在しないからです。
トリートメントをおこなうアロマセラピストは「エステティシャン」、アロマオイルを販売するアロマセラピストは「販売員」となります。
しかし、アロマセラピストになるためには、エッセンシャルオイル(植物性精油)に関する知識や、オイルを調合する技術やセンスが必要です。
独学でも充分学べますが、需要の増加にともない、アロマセラピスト養成スクールなども増えています。
アロマセラピストの平均年収は300万円前後
アロマセラピストの平均年収は、300万円前後といわれています。
しかし、業務の種類や職場によって大きく異なるアロマセラピストの年収には、相場というものがなく、スキルや実績があっても必ずしも高給を得られるとは限りません。
これからアロマセラピストを目指す人や、安定した仕事と収入を目指したい人には、アロマをメインに取り扱っているエステサロンまたは専門ショップがおすすめです。
アロマがプラスαの立ち位置にあるサロン(施設)では、パートタイム勤務や歩合制となるケースが多いので気をつけましょう。
【美容カウンセラー】美を求める人の相談相手
美容カウンセラーの仕事は、美容師やエステティシャンのような施術のスキルを必要としないところが特徴です。仕事内容や資格、平均収入について解説します。
美容クリニックのカウンセリングのお仕事
美容カウンセラーのおもな仕事は、美容クリニックにおけるカウンセリングです。
初診の患者にヒアリングをおこない、最適な治療法を紹介したり、プランを提案したりするのが業務の中心となります。
患者のカルテを作成し医師やナースに共有したり、予約受付やオペ室の確保をしたりするなど、裏方の役割を求められるクリニックもあります。
ただし、患者の施術に関わることは一切なく、治療の経過や効果にまつわる責任を求められることもありません。
資格なしでOK、ただし大卒限定の職場も
美容カウンセラーとして働くために、特別な資格は必要ありません。
また、美容カウンセラーに特化した民間の資格も、とくにありません。
しかし、美容カウンセラーとして働くためには、在籍するクリニックが提供している医療に関する知識を学んだり、契約獲得のための営業スキルを身につけたりする必要があります。
技術よりも話術が求められる仕事といえるでしょう。
また、クリニックによっては、短期大学/四年制大学卒業を条件としているところもあります。
美容カウンセラーの平均年収は300万~450万円
美容カウンセラーの平均年収は、300万~450万円が相場です。
初任給から月給20万~25万円のケースが多く、アシスタント期間や研修期間がほぼ不要というところが、美容カウンセラーの特徴です。
修業期間が必須とされる美容系の職種の中では、珍しいといっても良いでしょう。
新規契約の件数によるインセンティブが加算されるケースも多く、スキルや経験次第では年収500万円以上も夢ではありません。
【美容部員】THE・コスメの専門家
デパートやコスメショップで品物を販売したり、来客にメイクをほどこしたりするのが、美容部員の仕事です。仕事内容な資格、平均収入について解説します。
コスメの販売やメイクのサービス
美容部員またはビューティーアドバイザー(BA)は、自社コスメの販売や来客へのメイクサービスをする仕事です。
デパートの1階にずらりと出店している、一流ブランドのイメージを持っている人も多いでしょう。
ブランドのユーザーや定期的に訪れる顧客の相手はもちろんのこと、初見の来客に対して肌質チェックやメイクのサービスをおこなうこともあり、高いコミュニケーション能力や営業力が必要とされる仕事です。
無資格でOK、就職先も豊富
美容部員・BAは、特別な資格がなくても働くことが可能です。
ただし、大手の化粧品メーカーに就職するには大卒が条件となっていることが多く、競争率も高い傾向にあります。
学歴に加え、スキンケアマイスターやメイクアップ技能検定といった民間の資格を取得していると、就職や転職に有利といえるでしょう。
また現在では、コスメショップやドラッグストアなどの小売店の求人も見られるようになり、美容部員・BAを目指す人の選択肢が増えています。
美容部員の平均年収は250万~350万円
美容部員・BAの平均年収は、250万~350万円といわれています。
大手の化粧品メーカーの場合、初任給はそれほど高くなく勤続年数が長くなるにつれ順調に昇給していくのが特徴といえます。
一方、初任給から月給25万円~という企業もあるので、大手にこだわらずに就活してみるのがおすすめです。
【ヨガ・フィットネスインストラクター】アクティブ派におすすめの美容系職種
身体を動かすのが好きな人に、おすすめの美容系の仕事が、ヨガやフィットネスのインストラクターです。仕事内容や資格、平均収入を解説します。
ジムやオンラインなど働き方が豊富
ヨガやフィットネスのインストラクターは、美容業界の仕事の中では唯一といって良い、アクティブ系の職種です。
利用者にヨガのポーズやエクササイズをレクチャーし、自分も見本となって身体を動かす必要があるため、仕事をしながら美容と健康を維持できるというメリットがあります。
一方、続けていくには体力が必要で、興味はあるけれど身体を動かすのは苦手という人にとっては、難しいといえるでしょう。
おもな職場はスポーツジムですが、昨今ではオンラインのスクールも増えており、在宅ワークとしてヨガやフィットネスのインストラクターをしている人もいます。
資格不要!身体能力や見た目のスタイルが問われる仕事
ヨガやフィットネスのインストラクターとして働くために、必要な資格はとくにありません。
身体を動かすのが好きで、ヨガやフィットネスに興味がある人なら、誰でも目指すことが可能です。
国家資格等はありませんが、利用者に適したメニュー作りやアドバイスなど、現場で柔軟な対応をすることを求められるのが、インストラクターの仕事です。
また、利用者が目指したくなる体型・スタイルを意識することも、インストラクターにとって大事な仕事のひとつといえるでしょう。
ヨガ・フィットネスインストラクターの平均年収は250万~450万円
ヨガやフィットネスのインストラクターの平均年収は、250万~450万円といわれています。
収入に大きな開きがあるのは、職種や経験、職場環境による差があるからです。
また、受け持つクラスの数や生徒数、指名数などで収入が変化していくのが、インストラクターの特徴です。
実績をつくって、担当クラスの人気が上がれば、年収500万円以上を目指すことができるでしょう。
【ヘアメイクアーティスト】クリエイティブな仕事といえばコレ!
美容系の仕事の中で、もっともクリエイティブな職種といえるのがヘアメイクアーティストです。仕事内容や資格、平均年収を詳しく解説します。
仕事の種類は豊富!一般で働ける仕事もあり
ヘアメイクアーティストは、依頼主や顧客の要望に沿って、ベストなヘアスタイリングとメイクアップを施す仕事です。
ヘアメイクアーティストのおもな職場は、以下の5つです。
・映像の撮影現場
・雑誌や広告等の撮影現場
・ファッションショーのバックヤード
・ブライダルサロン
・フォトスタジオ
映像や雑誌の撮影現場、ファッションショーに出演するモデルへのヘアメイクといった仕事は、地域や伝手などが大きく影響します。
しかし、ブライダルサロンやフォトスタジオの仕事に関しては、地域に密着した職場で働くことも可能です。
プロを目指すなら美容師免許取得がおすすめ
ヘアメイクアーティストとして働くなら、美容師免許を取得しておくことをおすすめします。
なぜなら、免許取得者のほうが仕事の幅が増え、就職や転職に有利だからです。
また、ヘアメイクの際に髪にパーマをかけたりまつ毛エクステンションを施す場合、美容師免許が必須となります。
職場によっては、スキルと実績だけでは就職できないケースがあるので、事前に必ず条件を確認しましょう。
ヘアメイクアーティストの平均年収は330万円前後
ヘアメイクアーティストの平均年収は、330万円前後といわれています。
仕事の種類や職場、地域によって収入に開きがあるのが、ヘアメイクアーティストの特徴です。
トップアーティストとなって大手制作会社や出版社の仕事を請け負えるようになると、報酬はかなり高くなります。
しかし、常にトップレベルの水準を求められ、いつ失職するかわからないプレッシャーと戦わなければなりません。
一方、ブライダルサロンやフォトスタジオの仕事は、ヘアメイクアーティストとしては比較的地味ですが、仕事や収入が安定するというメリットがあります。
美容業界のさまざまな種類の仕事から自分に合うものを見つけよう
美容系の仕事といえば、美容師やエステティシャンが一般的ですが、それ以外にもあらゆる種類の仕事があります。
知識が必要な仕事、技術を身につける必要がある仕事、トークスキルや営業スキルが試される仕事、さまざまあるので、自分の長所を一番活かせる仕事を見つけましょう。