セラピストになるために必要な資格には何がある?
セラピストは国家資格なしでもなれる?
資格なしでも働けるセラピストの職場が知りたい。
このような悩みを持っていませんか?
ストレス社会で需要が増えているセラピストの仕事に就きたいけれど、今から資格を取るのは大変そう……と迷っている人も多いですよね。
この記事では、セラピストになるためにおすすめの資格をくわしく解説しています。
資格を取得するためのステップや、資格なしでも働けるセラピストの職場も紹介しているので、セラピストを目指す人はぜひ最後まで読んでくださいね。
※2024年4月時点の情報です。
【結論】セラピストは資格不要と資格必須に分かれる
結論からいうと、セラピストは資格不要の職種と資格必須の職種に分かれます。それぞれを簡単に紹介します。
リラクゼーション/美容系セラピストは資格不要
リラクゼーションサロンやエステサロンのセラピストは、特別な資格を持っていなくてもなれます。
なぜなら、現在の国内においてリラクゼーション系施術をおこなうセラピストのための国家資格が存在しないからです。
ボディケアやトリートメント、リンパマッサージなどは医療行為ではなく美容行為とされており、知識とスキルを学ぶことで誰でもセラピストを学ぶことができます。
医療系セラピストは資格必須
あんまマッサージ指圧や理学療法、心理療法などをおこなう医療系セラピストになるためには、国家資格を取得しなければなりません。
職場はおもに医療施設で、これらの施術は「治療」とみなされます。
民間資格のみで働ける医療系セラピストの職もありますが、該当する資格試験の受験には、医療系国家資格取得や指定の大学院卒業などの厳しい条件をクリアする必要があります。
セラピストになるためにおすすめの民間資格
セラピストになるためにおすすめの民間資格を、7種類紹介します。
JRECリフレクソロジスト認定ライセンス
JRECリフレクソロジスト認定ライセンスとは、リフレクソロジーの施術をおこなうセラピストのための資格です。
1999年発足の「日本リフレクソロジスト認定機構」が実施しており、レギュラークラスからトップインストラクターまでの3レベルと、おもに高齢者を対象としたサポートケア・デイリーケア・リフレクソロジスト認定があります。
全国各地に加盟スクールがあるため、学習しやすく受験しやすいところがメリットです。
JLAリンパケア検定
JLAリンパケア検定とは、リンパマッサージ系の施術をおこなうセラピストのための資格試験です。
「一般社団法人日本リンパ協会」が主催している検定試験で、初心者向けの2級とセラピストを目指す人向けの1級に分かれています。
1級取得者はJLAの会員になることができ、さらに上級のリンパケアアドバイザーの資格試験を受けることも可能です。
現在はWEB受験もできるので、忙しい人も挑戦しやすいといえるでしょう。
AJESTHE認定エステティシャン
AJESTHE認定エステティシャンとは、美容系セラピストのための資格です。
「一般社団法人日本エステティック協会」が主催しており、認知度も高いため、エステティックサロンで働くセラピストになるなら、取得必須の資格といえるでしょう。
検定試験には、一般から上級、トータルアドバイザー、フェイシャル、ボディなどさまざまな種類があります。
全国各地に認定校がある他、通信講座も実施しているので、ライフスタイルに合わせて無理なく学ぶことが可能です。
AEAJアロマテラピー検定
AEAJアロマテラピー検定とは、アロマトリートメントなどの施術をおこなうアロマセラピストのための検定試験です。
内閣府に公益認定されている、「公益社団法人 日本アロマ環境協会」主催の検定試験となります。
アロマテラピー検定に合格するとAEAJに入会することができ、アロマテラピーアドバイザーやアロマテラピーインストラクターの検定に進むことが可能です。
アロマブレンドデザイナーやアロマハンドセラピストなどの専科もあり、自分がなりたいセラピストの特徴に合わせて勉強することもできます。