アイリストが業務委託で働くことはできる?
アイリストが業務委託で働くと収入が増えるって本当?
アイリストの業務委託にはどんなメリットがある?
このような悩みをかかえていませんか?
この記事では、アイリストの業務委託という働き方についてくわしく解説しています。
雇用との違いや年収、メリット・デメリットも紹介しているので、業務委託で働くことを考えているアイリストはぜひ参考にしてください。
※2024年5月時点の情報です。
アイリストの業務委託とは
アイリストの業務委託とは、サロンや企業に雇用されず、個人事業主の技術者として契約を結ぶ働き方をいいます。
業務委託のアイリストは自らの技術を提供し、サロンはその業績にともなう報酬を支払います。
店内の施術スペースの他、施術に必要な道具や消耗品を自由に使えることが多く、売り上げから経費をのぞいた額を分配される形で報酬が支払われます。
業務委託のアイリストはいわゆる「フリーランス」ですが、サロンと契約することで、自ら集客をしたりテナント家賃や水道光熱費を支払ったりする必要がなくなります。
サロン側は即戦力となるアイリストと契約をして売り上げ増に期待ができるため、双方にメリットが多い働き方といえるでしょう。
アイリストの業務委託と雇用勤務の違い
業務委託で働くアイリストと、サロンや企業に雇用されて働くアイリストの違いを3つにまとめました。
給与形態の違い
アイリストの業務委託と雇用の違いのひとつに、給与システムがあげられます。
おもな違いは、以下のとおりです。
業務委託 | 雇用 | |
---|---|---|
固定給 | なし | 18万~25万円 |
歩合 | 40~60% | 10%前後 |
各種手当 | なし | 交通費 勤務時間外手当 など |
平均年収 | 300万~ 450万円 |
240万~ 360万円 |
契約内容にもよりますが、業務委託のアイリストには基本的に固定給がありません。
売り上げの50%前後が報酬として支払われるため、仕事量によって収入は大きく変動します。
一方、サロンや企業に雇用されて働くアイリストは固定給があるかわり、インセンティブ率は低く設定されています。
施術数や売り上げで収入が大きく変わることがなく、各種手当があるところがメリットといえるでしょう。
勤務時間と日数の違い
業務委託で働くアイリストと雇用されて働くアイリストは、勤務時間や日数が異なります。
業務委託のアイリストは個人事業主なので、勤務時間や曜日、日数を自由に決めることができます。
フルタイムで働くのが難しければ、時短勤務や週3~4日の勤務でも問題はありません。
一方、雇用で働くアイリストは在籍しているサロンの都合が反映され、土日を含めたシフト勤務制となることが一般的です。
特別な事情がない限り、好きなときに休みをとることは難しいでしょう。
業務内容の違い
業務委託で働くアイリストと雇用で働くアイリストは、サロン業務の内容が異なります。
業務委託のアイリストは、契約以外の業務を担当する必要がありません。
開店準備や清掃、備品管理、発注といった雑務が契約書に書かれていなければ、それらは業務外となります。
もちろん、閉店後の練習会や懇親会などに参加する義務もありません。
一方、雇用で働くアイリストはサロン内外のあらゆる業務をこなす必要があります。
場合によっては、労働時間や内容と給与が見合わないと感じることもあるでしょう。
業務委託で働くアイリストの収入事情
業務委託で働くアイリストの気になる収入事情について、3つに分けて詳しく解説します。