セラピストに向いてる人ってどんな人?
セラピストになりたいけれど、自分が向いてる人かどうかわからない。
人気セラピストになれる人の共通点ってある?
このような疑問を持っていませんか?
この記事では、セラピストに向いてる人の特徴をくわしく紹介しています。
さらに、人気セラピストとして活躍している人の共通点も調査!
無資格・未経験からセラピストになる方法も紹介しているので、セラピストを目指している人はぜひ参考にしてください。
※2024年5月時点の情報です。
セラピストに向いてる人の7つの特徴
セラピストに向いてる人の特徴を、7つに分けて詳しく解説します。
1.人の話を聞くのが上手な人
セラピストに向いてる人は、人の話を聞くのが上手な人です。
熱心に話を聞いてくれるセラピストには、初対面でも打ち解けやすく、知らず知らずのうちに悩みや本心を話してしまうものです。
話の腰を折らず、ちょうど良いタイミングで相槌を打ち、話の続きをうながせる、そんな人がセラピストに向いているでしょう。
2.理解力と共感力に長けている人
セラピストに向いてる人は、理解力と共感力に長けている人です。
利用客は、誰もが話し上手とは限りません。
初めての利用で緊張している人や、知らない人との会話が苦手な人もいるでしょう。
少ない会話から、相手の心身の不調の原因を読み取り、それに共感してベストな施術を提案できる人が、セラピストに向いているといえます。
3.臨機応変な対応が得意な人
セラピストに向いてる人の特徴のひとつに、臨機応変な対応が得意であるという点があげられます。
身体の不調やストレスの原因は、人それぞれ違います。
また、ボディトリートメントやマッサージなどの施術も、人によって気持ち良さの加減が異なります。
初対面の人に寄り添える対応や、利用客ひとりひとりに合う施術を求められるのが、セラピストの大事な仕事です。
4.人に何かしてあげるのが好きな人
セラピストに向いてる人は、もともと人に何かしてあげるのが好きな人です。
なぜなら、話を聞いたり心身の不調をとりのぞくための施術をおこなうのがセラピストの仕事だからです。
自分がキレイになれるわけではなく、疲れがとれてスッキリするわけでもありません。
人が喜ぶ姿を見て、自分も嬉しくなってしまうようなタイプは、セラピストに向いてるといえるでしょう。
5.メンタルが強く安定している人
セラピストに向いてる人は、メンタルが強く安定しているという特徴があります。
なぜならセラピストは、他人のさまざまなストレスや疲れを受け止める仕事だからです。
場合によっては、愚痴や悩みを聞かされることもあるでしょう。
ひとつひとつを真剣に受け止めることはもちろん大切ですが、仕事は仕事として割り切れるメンタルの強さが必要です。
6.体力があって健康な人
セラピストに向いてる人は、体力があって健康な人です。
なぜなら、セラピストは利用客の話を聞くだけではなく、ボディトリートメントやマッサージの施術も大切な仕事だからです。
サロンによっては、1日のほとんどを立ち仕事で過ごし、腕や手を酷使することもあるでしょう。
肉体労働ができる体力があり、心身ともに健康であることが、セラピストに求められる要素のひとつです。
7.勉強熱心で向上心がある人
セラピストに向いてる人の特徴として、勉強熱心で向上心がある点があげられます。
なぜなら、リラクゼーション施術は日々進化しており流行も変化するため、つねにスキルアップが必要だからです。
勤めているサロンが、そのとき話題になっているメニューを導入することもあるでしょう。
すでに身につけている知識やひとつの施術スキルに満足せず、新しい分野に挑戦したいという意欲を持ち続けることが大切です。
人気セラピストの3つの共通点
セラピストに向いてるだけではなく、人気セラピストとなって活躍できる人の共通点を3つにまとめました。
癒し系・包容力がある人
もともと「癒し系」や「包容力がある」と周りに評価されている人は、人気セラピストになれる要素があります。
セラピストには、初対面でも心を開きやすい雰囲気が必要です。
人気セラピストは、穏やかな空気を身にまとっていたり、笑顔が優しかったりといったタイプの人が多いといえるでしょう。
リラクゼーション施術を受けるのが好き
人気セラピストの共通点のひとつに、自分自身もリラクゼーション系施術を受けるのが好きという点があげられます。
自分が好きだからこそ、リラクゼーションサロンを訪れる人の気持ちがわかり、快適な施術を提供できるのです。
また、利用客がより満足できる方法を考え、他店の良い部分を取り入れたり技術を研究したりできるのも、リラクゼーション好きなセラピストのメリットです。
温かく柔らかい手を持っている
人気セラピストの共通点は、施術向きの「手」を持っていることです。
おもな特徴は、以下のとおりです。
・体温が高く温かい
・肌が柔らかい
・手のひらが広い
このような手の持ち主は、ボディトリートメントやマッサージをほどこす際、利用客により満足してもらえる傾向にあります。
施術が快適であればリピーターや指名客が増え、人気セラピストとして活躍できるでしょう。
セラピストに向いてない人の特徴
セラピストに向いてない人の特徴を、4つに分けて解説します。
感情移入しすぎてしまう人
相手に感情移入しすぎてしまうタイプの人は、セラピストに向いていません。
なぜなら、セラピストは毎日たくさんの人の話を聞かなければならず、その内容の大半が愉快なものではないからです。
ひとつひとつの話に感情移入し、後々まで引きずってしまうタイプの人は、セラピストの仕事自体がつらくなってしまうでしょう。
アドバイスせずにいられない人
相手が誰であれアドバイスせずにはいられない人は、セラピストに向いていません。
なぜなら、サロンを訪れる利用客は、話を聞いてもらい施術でいやされたいのであって、決してアドバイスを求めているわけではないからです。
「もっとこうすればいいのに……」「考え方を少し変えればラクになるのに……」という感情が表に出てしまい、つい口出ししてしまうようなセラピストは、評価が低くなり仕事を続けられなくなります。
体力に自信がない人
セラピストに向いてない人の特徴として、体力に自信がないという点があげられます。
なぜなら、セラピストの仕事のほとんどは肉体労働だからです。
1日の仕事が終わるころには、腕や手に力が入らなかったり脚がむくんでしまったりすることもあるでしょう。
また、精神的に疲れることもあります。
それでも疲れを見せず笑顔で接客ができる体力がなければ、セラピストとして仕事を続けていくのは難しいでしょう。
マニュアルどおりの仕事を好む人
セラピストに向いてない人は、マニュアルどおりの仕事を好む人です。
なぜなら、セラピストは利用客ひとりひとりに合わせて違う対応をとらなければならないからです。
疲労やストレスの原因、希望の施術は人によって異なります。
マニュアルから外れない接客や流れ作業を得意とする人は、セラピストの仕事に馴染めない可能性が高いでしょう。
性格的に向いてる人じゃなくてもセラピストは目指せる
性格的に向いてる人ではなくても、セラピストを目指すのは可能です。まず、以下の3つから始めてみましょう。
リラクゼーションサロンに行ってみる
セラピストを目指すときにおすすめなのは、まず自分自身がリラクゼーションサロンに行ってみることです。
実際に施術を受けることで、セラピストがどんな雰囲気でどんな話し方をするのか、どんな施術が快適に感じるかがわかるでしょう。
リラクゼーションサロンを訪れる人も気持ちや望みを知ることで、目指すべきセラピストの姿が見えてきます。
コミュニケーション力を身につける
セラピストに向いてるとはいえない人でも、コミュニケーション力を身につけることは可能です。
インターネットや書籍などで、初対面の人と打ち解ける方法や職場で好かれやすい人の話し方などを勉強してみましょう。
また、映画を観たり小説を読んだりして、いろいろな人の感情を研究してみるのもおすすめです。
スマホのカメラを使って、自分が実際に話している姿を録画してみるのも良いですね。
癒し系メイクや髪形を研究する
セラピストになりたいけどタイプ的に合ってないかも……と心配な人は、外見から入るのもひとつの手段です。
Instagramなどで癒し系メイクや髪形、自然な笑顔の作り方を調べて、セラピストっぽい雰囲気に変身してみましょう。
見た目だけ整えてもセラピストになれるわけではありませんが、外見や雰囲気も重要視されるのがセラピストです。
セラピストらしい雰囲気を先に身にまとうと、中身が徐々に近付いていくこともありますよ。
無資格・未経験からセラピストになる方法
無資格・未経験からセラピストになる方法を、3つにまとめました。
未経験OK&研修を受けられるサロンで働く
今すぐセラピストとして働きたい人は、未経験者歓迎&研修制度ありのサロンに応募してみましょう。
セラピストになるための国家資格や免許は存在しないので、意欲があれば誰でも挑戦できます。
未経験者の場合、初任給は決して高くありませんが、働きながらスキルを身につけられるというメリットがあります。
とくに、セラピストに向いてる人の特徴に当てはまるなら、チャレンジしてみる価値はあるでしょう。
セラピスト養成スクールや通信講座で学ぶ
しっかり勉強をしてからセラピストになりたい人は、養成スクールや通信講座で知識とスキルを学びましょう。
リンパ系マッサージやアロマセラピー、整体ボディケアなど、セラピストのためのスクールにはさまざまな種類があります。
また、メンタルケアや心理カウンセリングの勉強をするのも役立ちます。
スクールや通信講座の中には、修了後の就職支援や開業アドバイスをしてくれるところもあります。
民間資格試験や検定試験を受ける
セラピストに必要な知識とスキルを学び、資格を取得してから就職先を探すのもおすすめです。
なぜなら、資格取得者は即戦力になれる可能性が高いため研修期間が短く、すぐにセラピストデビューできるからです。
また、初任給に差がついたり資格手当が支給されたりするケースもあります。
民間資格や検定の中には、受験のための条件がなくWEB受験が可能なものもあるので、独学でもチャレンジ可能です。
まとめ
身体的・精神的な疲れをいやし不調を取りのぞくセラピストは、現代社会になくてはならない存在です。
今後も需要が増えていくことが予想されるため、セラピストに向いてる人にとって、今がチャンスともいえます。
無資格・未経験からのチャレンジでも、適性があれば人気セラピストになれる可能性が高く、起業の道をひらくこともできるでしょう。
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