美容脱毛士および管理美容脱毛士は、「NPO日本スパ・ウェルネス協会」が指定する脱毛士の民間資格です。
エステティックスクールや専門学校等のカリキュラムを習得していなければ受験ができず、管理美容脱毛士は実務経験も必要となります。
レベルの高い試験なので、脱毛サロンで働くためにいるというより、独立開業を目指す人におすすめです。
脱毛サロンスタッフが資格を取得する4つのメリット
脱毛サロンで働くために、必ずしも「いる」とはいえない資格の数々。それでも資格を取得したほうがいい理由は、以下の4つです。
就職・転職に有利
脱毛やエステ技術に関する資格は、就職や転職の際に有利に働きます。
なぜなら、資格は「必要な勉強をした」証であり、雇用する側としては知識や技術がある人材を優先するからです。
実務経験が少なくても、脱毛に関する基礎知識を身につけている・接客マナーやサービスの基本がわかっているという点で、他の人より1歩進んでいることになるでしょう。
昇進・昇給に期待ができる
脱毛の資格を取得すると、今後の昇進や昇給にも期待ができます。
脱毛業界でスキルアップし、将来的に管理者・責任者を目指すのであれば、資格取得は必須といえるでしょう。
また、資格のための勉強は、雇用者から「やる気がある」という評価を受けることにもつながります。
自信を持って施術ができる
脱毛の資格は、あくまでも学びの成果です。たとえ1回では資格取得に至らなかったとしても、勉強と努力が否定される訳ではありません。
資格取得のために勉強をしたことが自信につながり、接客や施術にも自然と表れます。
顧客からの質問や疑問にもすぐに答えられるようになったり、同僚から頼りにされたりと、働く上でもプラスになるでしょう。
顧客からの信頼を得られる
脱毛サロンに通い、施術を受ける側にとっては、無資格者より有資格者に担当してもらう方が安心できます。自分の大切な肌を預けるので、基礎知識と一定以上の技術を持っている人に施術をしてもらいたいと考えるのは、当たり前のことといえるでしょう。
脱毛に関する資格を持っていることで、指名が増える可能性が高くなり、インセンティブUPにも期待ができます。
脱毛サロンで働くための資格を取得する2つのデメリット
脱毛サロンで働くために資格を取得するデメリットは、以下の2つです。
費用と時間がかかる
資格取得のためには、費用と時間がかかります。
働きながら資格を取得するには、プライベート時間を削って勉強しなければならず、検定料も捻出しなければなりません。
仕事環境や生活環境によっては、資格は欲しいけど自己投資ができないというケースもあるでしょう。