アイリストに必要な資格とアイリストになる方法を、4つにまとめました。
アイリストには美容師免許が必須
結論からいうと、アイリストになるには美容師免許が必要です。
なぜなら、まつ毛パーマやまつ毛エクステンションは「首から上のパーツに薬剤を使用する美容行為」だからです。
そのため、施術をおこなうには美容師免許という国家資格が必須なのです。
2000年前後にアイラッシュサロンが国内で誕生したときは、美容師免許は不要でしたが、健康被害が相次ぎ2008年から免許の必要な美容行為と認定されました。
美容師免許があれば未経験でもサロン就職は可能
アイリストは、美容師免許があれば未経験でもアイサロンに就職することができます。
その場合、働いて仕事内容を覚えながら基礎知識や技術を身につける必要があり、お客に施術ができるようになるまでは研修期間となるでしょう。
練習のためのモデル、友人や身内に頼まなければならないこともあります。
しかし、まつ毛パーマやまつ毛エクステンションは短期間で技術を習得できるため、美容師アシスタントのように何年間も下積みをすることは、ほぼありません。
アイリストスクールに通うのもあり
美容学校に通って美容師免許を取得した後、アイリスト養成スクールに通うのもひとつの手段です。
美容学校で学ぶのは、おもに美容師になるためのカリキュラムで、まつ毛パーマやエクステンションの専門スキルを完璧に身につけることはできません。
そのため、アイリストスクールに通って技術を身につけ、一人前の技術者としてアイラッシュサロンに就職する人も多くいます。
アイリストだけの民間資格2種
アイリスト自体の国家資格はありませんが、民間団体が主催する検定試験はあります。
おもな検定は、以下の2種類です。
アイリストの民間資格は、必ずしも取得する必要はありません。
しかし、級を持っていることで基本給が高くなったり転職しやすくなったりと、有利な面もあります。
また、独立を検討しているアイリストには取得必須の資格ともいえます。
アイリストの仕事内容はシンプル!元美容師にもおすすめ
アイリストは美容師免許を持っていないとなれない職種ですが、美容室と比べると仕事内容は非常にシンプルです。
元美容師がアイラッシュサロンに転職することも多く、今後も需要は伸びていくでしょう。
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