7.クリニック運営にまつわる雑務
クリニック運営にまつわる雑務も、美容カウンセラーの仕事のひとつです。
具体的には、以下の業務があげられます。
・患者の案内や見送り
・院内清掃や消毒
・カウンセリングルームの準備と後片付け
・DMやメルマガ等の配信
・会計業務
これらの仕事は、クリニックによってはフロントスタッフや事務スタッフがおこなうこともあります。
美容カウンセラーの求人に応募する際には、業務内容を細部まで確認することが大切です。
美容カウンセラーに必要な資格とは
美容カウンセラーになるために必要な資格や、よくある応募条件を紹介します。
美容カウンセラーになるための資格はない
結論からいうと、美容カウンセラーになるために必要な資格はありません。
なぜなら、現在日本国内において、美容クリニックのカウンセリング担当者に必須とされる学歴や免許は存在しないからです。
ただし、美容や心理に関する民間資格・検定を取得しておくと、就職や転職に有利に働くでしょう。
クリニックによっては大卒(短大卒)が条件
クリニックによっては、大卒や短大卒以上を応募条件としているケースもあります。
これは、一定の学力や知識、経験を身につけている人のほうが、カウンセラーとしての能力が高いという判断によるものでしょう。
特に、大手クリニックでは一定以上の学歴を求められる傾向にあります。
社会人経験者やクリニック(エステ)勤務経験者が優遇されることも
美容カウンセラーという職業柄、社会人経験のある人や美容クリニックでの実務経験者が優遇されるケースもあります。
美容カウンセラーとは、初診の患者の悩みに寄り添い、悩みを解消するための治療につなげる重要な役割を担います。
年齢・性別を問わずさまざまなタイプの人と接する必要があるため、社会に出たことがない新卒生よりも、社会人として経験を積んでいる人のほうが向いているともいえるでしょう。
美容カウンセラーの平均年収・将来性とは
美容カウンセラーの平均年収や将来性について、以下の3つに分けて解説します。
美容カウンセラーの平均年収は300万円~
美容カウンセラーの平均年収は、300万~400万円ほどです。
美容クリニック勤務経験者の場合、初任給で月給25万円を超えることも多く、年齢と性別を考慮すると決して低い数字ではありません。
未経験者は月給23万~25万円のスタートになりますが、勤続年数や契約獲得数によってはスムーズな昇給にも期待ができます。
賞与の有無はクリニックによって異なり、大手クリニックは支給される可能性が高いです。