・勤務時間
・定休日
・服装やメイク
・営業時間外の対応
ネイルサロンに勤めると、基本的に土日祝日の勤務が必須となります。
シフト制で働くため、休みの希望が通らないこともあるでしょう。
しかし、ネイリストとして独立すれば勤務時間も休日も自由に決められるため、プライベートとの両立も可能です。
仕事にやりがいを持てる
独立してフリーランスとして働いたりサロンを経営したりすると、ネイリストの仕事にやりがいを持つことができます。
なぜなら、仕事のすべてが収入に直結するため、ひとつひとつの業務に意味を見出すことができるからです。
頑張れば頑張るほど成功に近づけるという、独立開業ならではの特徴も、仕事にやりがいを持てる理由のひとつです。
ネイリストが独立するデメリット3つ
ネイリストが独立するデメリットを、3つに分けて解説します。
収入に保証がない
独立したネイリストに限らず、すべてのフリーランスには収入の保証がありません。
サロンを開業しても、来客がなければ売り上げもなく、収入はゼロです。
また、経営が軌道に乗った後も、いつライバル店に抜かれるかわからず、常にリスクがつきまといます。
そのため、普段から支出の管理をしっかりし、経営がうまくいかない時期も生活できる分の貯金を確保しておくことが大事です。
オーバーワークになりやすい
独立したネイリストは、オーバーワークになりやすいというデメリットがあります。
なぜなら、売り上げを増やせば増やすほど収入がアップするため、プライベートを犠牲にしたり体力的な限界があったりしても、仕事を優先したくなる心理が働くからです。
ワンオペの仕事は、ただでさえ激務になりがちです。
体調を崩して仕事を休むことになると本末転倒なので、仕事とプライベートのバランスはしっかり取ることが大切です。
接客や施術以外の雑務が増える
独立したネイリストには、接客やネイルの施術以外にもやらなければならない仕事が急増します。
具体的には、おもに以下のとおりです。
・店内の衛生管理
・予約管理
・売り上げ管理
・営業活動
・備品や消耗品の補充
・確定申告
上記の他、スタッフを雇用する場合はシフト管理や給与計算なども必要になります。
サロンスタッフに比べて業務は格段に多くなり、気苦労も増えてしまうでしょう。
ネイリストの仕事に将来性はある?
結論からいうと、ネイリストという職種の将来性は、決して低くはありません。
なぜなら、ネイルケアやアートの需要は年々高まっており、定期的にネイルサロンに通うハードルが下がっているからです。
多くの人にとって美容室に通うのが生活の一部であるように、ネイルサロンに通う人もさらに増えてくると考えられます。
しかし、一般の人でもセルフネイルを楽しめるアイテムが増えているのも事実です。
プロのネイリストではなくても、手先が器用でデザインセンスのある人なら、自宅でネイルアートを楽しんだり家族や友人に施術をしてあげたりといったこともあるでしょう。
ネイリストとして独立して成功をつかむためには、お金と時間をかける価値があると思ってもらえるスキルとサービスが必要となります。