資格手当が支給されるサロンがある
取得している級の難易度にもよりますが、資格手当が支給されるネイルサロンも多いです。
なぜなら、資格取得者が多くいるネイルサロンは集客に有利になるからです。
とくにネイリスト技能検定1級やジェルネイル技能検定上級は高レベルの資格なので、資格手当や技術手当が支給されるケースが多いでしょう。
基本給に手当が加算され、さらに指名料などによるインセンティブもあるため、ネイリストの仕事で稼ぎたい人は、ぜひ挑戦してください。
知っておきたいネイリストの仕事内容
ネイリストのおもな仕事内容を、5つに分けて紹介します。
ネイル施術
ネイリストの1日の中心は、ネイル施術です。
ネイルの施術には、おもに以下のものがあります。
・ネイルケア
・カラーリング
・アート
・イクステンション(付け爪)
・リペア(爪の修復や補強)
・フットケア
※いずれもジェルネイルの場合あり
上記のうち、まず完璧に覚えなければならないのがネイルケアとカラーリングです。
基本の技術を身につけた後、アートやイクステンションの方法を学ぶ流れになります。
接客全般
施術に入っていないネイリストは、おもに接客業務を担当します。
受付や案内、電話応対などがほとんどなので、働いているうちに自然と身につくことが多いでしょう。
新規の来店客に対しては、アンケートをとったりメニューの説明をしたりといった対応が必要なこともあります。
ネイルチップの作成
メニューや広告に使うネイルチップの作成も、ネイリストの仕事のひとつです。
ネイルは季節に応じてデザインを変えることが多いため、ネイルチップの作成はひんぱんにおこなわれます。
チップのデザインは、トップネイリストやオーナーが決める場合やネイリスト個人に任せてもらえる場合など、さまざまです。
施術デビューする前のネイリストの、練習の一環として担当させてもらえることもあるでしょう。
SNS投稿や口コミ返信
ネイルサロンの宣伝で欠かせないのが、TwitterやInstagramなどのSNSです。
手が空いているネイリストが分担してSNSを更新するのが通常ですが、口コミの返信に関しては担当しているネイリストがおこなうことが多いでしょう。
SNSの写真や口コミは大きな集客手段となる他、その日の予約空き状況をお知らせできる重要なツールです。
清掃や備品管理などの雑務
店内の清掃や消毒、施術ブースのセッティング、備品の管理や補充といった雑用も、ネイリストの大事な仕事のひとつです。
雑務は、研修期間中のネイリストが任されることもありますが、手が空いているネイリストが臨機応変で作業をすることも多いようです。
ささいな仕事ではありますが、作業を通してサロンワークを覚えられるため、積極的に関わっていくのがおすすめです。