ネイリストは誰でもなれるっていうけど中卒や主婦でも可能?
ネイリストは資格なしで誰でもなれる職種です。中卒や主婦がネイリストになるケースについて解説します。
義務教育修了で検定を受験できる
結論からいうと、中卒者でもネイリストになることは可能です。
なぜなら、ネイリストの各種民間資格は、義務教育修了者つまり中卒で受験することができるからです。
このことから、ネイル業界で働くには高卒や大卒といった学歴よりも、ネイルに特化した知識や技術が重視されていることがわかります。
正社員として働けるのは18歳からとなるサロンがほとんどですが、中学を卒業して独学で検定を受け、高校生のうちからアルバイトをすることもできます。
アルバイト・パート勤務のネイルサロンもあり
主婦や子育てママがネイリストとして働くためには、アルバイト・パート勤務ができるネイルサロンを探すのが良いでしょう。
未経験のアルバイト勤務でスキルを身につけるのは、正社員よりも時間がかかりますが、決して不可能ではありません。
また、アルバイトができるネイルサロンを探す前に独学で検定級を取得しておくのもおすすめです。
土日祝日勤務ができないと厳しい
ネイルサロンは、土日祝日の勤務必須となっているところや、午後から夜にかけて営業しているところが非常に多いです。
多くの人が、仕事が休みの日にネイルサロンを訪れるため、平日の夕方~夜、土日祝日の営業は欠かせません。
そのため、平日日中のみの勤務を希望している人にとっては、ネイリストとして働くのは難しいといえます。
誰でもなれるネイリストではありますが、接客サービス業である以上は、世間が休みのときに働くのが基本スタイルとなります。
誰でもなれるけど資格・検定を取得しておいた方が良い理由
無資格・未経験でもネイリストにはなれますが、検定級はできるだけ取得しておきましょう。理由は以下の4つです。
受験の準備がスキルアップにつながる
検定を受験するための勉強や練習は、スキルアップにつながります。
目標を設定せずに練習するよりも、検定に合格するためという具体的なゴールに向かうほうが、スキルが身につきやすいのです。
また、ネイリストの検定は見た目の華やかさよりも基礎的な技術が重要視されます。
ベースとなるスキルをしっかり習得しておくことで、施術の幅が広がるのも大きなメリットといえるでしょう。
初任給が異なる
資格を取得しておくことで、サロン就職の際の初任給が異なります。
なぜなら、検定の級を取得できるレベルの知識と技術をすでに習得しているネイリストと認めてもらえるからです。
サロンごとのマニュアルやレギュレーションを学んだり、サロンワークを覚えるまでのアシスタント期間はありますが、無資格で就職するネイリストに比べ、研修の期間は短縮されます。
顧客の信頼を得て指名をもらえる
資格を持っているネイリストは、顧客からの信頼を得やすいというメリットがあります。
素人のお客にとっては、同じレベルのスキルを持つネイリストが複数いれば、資格取得者に施術をしてもらいたいと思うのが自然だからです。
顧客満足度を上げるため、資格取得者は新規客の担当につかせてもらえることが多くなるでしょう。
新規客がリピーターになってくれれば指名が増え、インセンティブが加算されて収入アップにも期待ができます。