3.施術ブースのセッティングや後片付け
施術ブースのセッティングや後片付けも、アイブロウリストの仕事内容のひとつです。
リネン類の交換や消耗品の補充、次の予約客の施術で使用する器具などをそろえ、お客をブースに案内してすぐに施術ができるよう整えます。
これらの業務は、ブースを使用するアイブロウリストがおこなうケースと、手が空いているスタッフや新人スタッフがおこなうケースに分かれます。
規模の大きいサロンは、研修期間中の新人スタッフに任されることも多いでしょう。
4.店内の清掃や備品の消毒
アイブロウサロンは、衛生面の管理が非常に重要であるため、1日のうち何度も清掃や器具の消毒作業があります。
施術が終わったスタッフが、自分が使用したブースを清掃することもあれば、手の空いたスタッフで手分けをしておこなうこともあるでしょう。
就職したばかりの見習いアイブロウリストが任されることもありますが、仕事内容を覚えるための大切な業務でもあるので、積極的におこなうのがおすすめです。
5.消耗品の管理
アイブロウ施術に使用する消耗品を管理し、補充や発注をおこなうのもアイブロウリストの仕事です。
使用頻度やストックの数を常に把握し、収納できる量で在庫を切らさないようにバランスを取って管理する必要があります。
サロンによっては、店長クラスの管理職についているスタッフが一括しておこなうこともあるようです。
6.SNS投稿や口コミ返信など
サロンの紹介や予約状況をSNSに投稿したり、Googleやポータルサイトに投稿された口コミに返信したりするのも、アイブロウリストに欠かせない仕事内容となります。
アイブロウサロンだけではなく、美容系サロンはSNSを活用した宣伝が増えています。
撮影した写真や短いブログを投稿するなど、競合サロンに負けないよう工夫をして宣伝しなければなりません。
口コミの返信は、投稿者を担当しているアイブロウリストがおこなうことがほとんどです。
アイブロウリストの1日の流れ
アイブロウリストの1日の流れを紹介します。
※12:00開店~20:00閉店のサロンを例としています。
11:00~11:30 出勤
アイブロウリストは、サロン開店の30分~1時間前に出勤します。
出勤後は制服に着替えたり、施術ブースのセッティングをしたり、全体ミーティングをおこなったりと、サロンによってさまざまです。
その日の予約確認や、前日の出来事を共有することもあるでしょう。
開店直後の予約が入っていない日でも、開店時間までにすべてを完璧に終わらせておく必要があります。
12:00 OPEN
開店から閉店までは、通常のサロンワークを繰り返します。
予約の入り方はアイブロウリストによって異なるため、手が空いているスタッフはその場に応じて臨機応変に動くことになるでしょう。
新人スタッフがベテランスタッフの施術アシスタントにつくこともあります。
アイブロウサロンは休憩時間が決まっていないことが多く、営業時間内に交代で休憩に入るケースがほとんどです。
20:00 CLOSE
営業時間が決まっていても、閉店時間ぴったりに仕事が終わらないのがアイブロウサロンの特徴です。
なぜなら、最後の顧客が帰るまで店を閉めることができないからです。
メニューによって最終受付時間を設定しているサロンが多いですが、施術時間は多少前後して当たり前なので、閉店時間がずれることは想定しておきましょう。
閉店時間を過ぎた後は、顧客の目に入らないスペースから後片付けや清掃を始めることもあります。
20:30~21:00 退勤
すべての顧客が退店したら、店内清掃と後片付けを終わらせてから退勤となります。
ただし、店長やマネージャーなどの管理職についているアイブロウリストは、売り上げ管理や翌日の予約とシフト確認といった業務もあります。
また、研修期間中の見習いアイブロウリストの練習がおこなわれることもあるでしょう。