アイブロウリストの仕事内容で大変なことは?
アイブロウリストの仕事内容で、大変だといわれていることを3つ解説します。
顧客とのコミュニケーション
アイブロウリストの仕事内容で大変なことのひとつは、顧客とのコミュニケーションです。
なぜなら、カウンセリングで眉のデザインを決めるとき、しっかり意思疎通ができていなければ、仕上がりに不満を持たれるリスクがあるからです。
お客側には理想の眉やあこがれの目元がありますが、それが必ずしも本人に合うとは限りません。
そのため、アイブロウリストは相手に不快感を与えないよう、ベストな眉の形を提案する必要があります。
ベテランのアイブロウリストのカウンセリングを見て参考にしたり、トークスキルを磨いたりといった努力が大事です。
失敗できない施術
アイブロウの施術は、失敗できない一発勝負です。
なぜなら、切った眉毛も抜いた眉毛も元には戻らないからです。
顧客とのカウンセリングで決定した眉デザインに沿って、細心の注意を払いつつ、丁寧でスピーディーな施術をおこなわなければなりません。
一人前のアイブロウリストとしてデビューした直後は、絶対に失敗できないというプレッシャーに悩まされることもあるでしょう。
徹底した衛生管理
アイブロウの施術は、目に近い部分で刃物やワックスなどの薬剤を使用します。
なんらかのトラブルが起きると深刻化しやすいため、施術ブースや使用する器具を含め、店内の衛生は完璧にたもたなければなりません。
器具のひとつひとつは、細部まで確実に消毒する必要があります。
衛生面に問題があるとアイブロウサロンの登録を取り消される可能性もあるため、すべてに目を行き届かせなければならないでしょう。
アイブロウリストになるには?
アイブロウリストになる方法は、おもに以下の3つです。
美容師免許を取得する
アイブロウリストになるには、美容師免許が必要です。
なぜなら、アイブロウ施術は顔のパーツに刃物とワックスを使用するからです。
これらは厚生労働省によって美容行為と定められており、国家資格を持っている人でなければ施術をおこなうことができません。
美容師免許を取得するには、厚生労働大臣に認可された美容学校に最低2年間通う必要があります。
通信課程の場合は3年間のカリキュラムとなりますが、仕事や家事育児をしていても資格取得を目指せるところがメリットです。
アイブロウサロンで働きながら仕事内容を覚える
美容師免許を取得している人であれば、未経験でもアイブロウサロンに就職することができます。
働きながら仕事内容を覚え、スキルを身につけることになりますが、アイブロウサロンの仕事はシンプルなので研修期間は比較的短めに設定されています。
しかし、仕事内容がシンプルだからこそ、高いスキルを求められるのがアイブロウリストです。
コミュニケーション力、デザインセンス、丁寧でスピーディーな施術スキルを身につけなければ、一流のアイブロウリストにはなれません。
アイブロウリスト養成スクールに通うのもおすすめ
完璧にスキルを身につけてからサロンに就職したい人には、アイブロウリスト養成スクールもおすすめです。
未経験で就職する場合と比べて、卒業生は初任給が高かったり、民間資格を取得していれば資格手当が支給されたりといったメリットがあります。
受講期間や学費はスクールによって異なるため、自分に合った方法を選びましょう。