アロマセラピストになるには、以下の3つの方法があります。順番に詳しく紹介します。
1.専門学校やスクールで知識と技術を学ぶ
本格的にアロマの勉強をしたい人には、美容専門学校やアロマセラピスト養成スクールがおすすめです。
近年では、一般的な美容学校でもアロマ系のコースが設立されている他、公益社団法人・NPO法人、一般社団法人が運営する養成スクールも増えています。
エッセンシャルオイルの知識やトリートメント技術だけではなく、芳香療法についてより詳しく学べるのがメリットです。
また、専門学校やスクールを卒業してから就職すると、初任給や待遇面で有利になるでしょう。
2.独学でスキルを身につける
アロマセラピストになるには、独学でスキルを身につけることも可能です。
書籍やインターネットで知識を得るほか、YouTubeなどの動画でトリートメント技術を学ぶこともできるでしょう。
アロマ専門店ではなく、ブライダルサロンやホテル併設のサロンであれば就職はそれほど難しくないかもしれません。
しかし、未経験者は初任給が安かったり、アシスタントからのスタートとなったりするデメリットがあります。
3.研修制度があるアロマサロンに就職する
未経験者OKの研修制度があるサロンに就職すると、働きながらスキルを身につけることができます。
まず先に就職することのメリットとしては、授業料がかからず収入を得られることです。
研修中は試用期間で時給扱いとなるケースが多いですが、少なくともマイナスにはなりません。
一方、働きながらなのでスキルを学ぶのに長い期間がかかってしまうことや、施術や販売以外の雑務が多くなることがデメリットです。
アロマセラピストに必要な資格とは
アロマセラピストに必要な資格について、以下の3つに分けて解説します。
アロマセラピストに国家資格は必要ない
結論からいうと、アロマセラピストに必要な資格や免許はありません。
なぜなら、現時点で、アロマセラピストになるための国家資格は日本国内に存在しないからです。
そのため、何の資格も持っていなくても、スキルさえ身につければアロマセラピストを名乗ることができます。
資格や肩書よりも、スキルと実績を問われる職種ともいえるでしょう。
アロマセラピストを目指す人におすすめの民間資格
国家資格を必要としないアロマセラピストですが、専門性の高い民間資格はいくつかあります。
おすすめは、以下の5つです。
・アロマテラピー検定(公益社団法人日本アロマ環境協会)
・アロマセラピーアドバイザー(公益社団法人日本アロマ環境協会)
・JSA基礎認定(一般社団法人日本アロマセラピー学会)
・JSAトリートメントMAS認定(一般社団法人日本アロマセラピー学会)
・アロマコーディネーター(JAA日本アロマコーディネーター協会)
いずれも認知度が高く、権威性もある民間資格です。
一流のアロマセラピストになりたい人は、ぜひ検討してください。
アロマセラピストの資格を取得するメリット
アロマセラピストは資格不要ですが、資格取得のための勉強は知識を深め、スキルが磨かれて技術者としてのレベルアップに期待ができます。
その他、民間資格を取得するメリットには以下の5つがあります。