アロマショップの販売員は、アロマアドバイザーとも呼ばれます。
アロマオイルやキャンドル、お香などを購入したいお客の相談に乗ったり、希望に合わせておすすめのアロマをアドバイスしたりするのが仕事です。
アロマを購入するお客は、なんとなくのイメージを伝えてくることも少なくありません。
プロとして、イメージにぴったり合うアロマを判断し、期待できる効果や使い方をわかりやすく説明するスキルが必要とされます。
3.ホテルや温泉施設で働く
近年は、ホテルに併設されたエステや、温泉・スパ・スポーツジムなどの健康管理施設で働くアロマセラピストも増えています。
また、病院や介護施設などでも芳香療法を取り入れるなど、アロマセラピストが活躍できる場はたくさんあります。
アロマオイルの販売やトリートメントケアなど、サロンによって業務はさまざまですが、ホテルをはじめとした施設勤務の場合は必ずしも正社員で働けるとは限りません。
4.インストラクターになる
専門学校やスクールのインストラクターになるのも、アロマセラピストの働き方のひとつです。
インストラクターを目指すのは、スクールで専門的に勉強をし、資格を取得し、さらに実務経験があるアロマセラピストであることが多いようです。
アロマセラピストという職業がある限り、スクール系のインストラクターの仕事はなくならないため、非常に安定した働き方といえるでしょう。
5.独立開業する
アロマサロンやショップで経験を積み、実績充分のアロマセラピストには、独立開業という手段もあります。
アロマサロンを開業するために必要な資格や免許は、とくにありません。
充分な資金と経営の知識があれば、独立開業できるでしょう。
自宅でサロンを開業することができ、高額の備品などもとくに必要ないため、比較的手軽に独立できる職種ともいえます。
アロマセラピストに向いてる人・向いてない人とは
アロマセラピストに向いている人と向いていない人の特徴を解説します。
アロマセラピストに向いてる人
アロマセラピストに向いているのは、以下の5つに当てはまるタイプの人です。
・リラクゼーションに興味がある
・匂いに敏感である
・人の話を聞くのが得意
・判断力と決断力に自信がある
・数学や化学に強い
アロマセラピストは、お客に求められた香りを提供したり、問題解決にぴったりの香りをアドバイスしたりするのが仕事です。
初対面の人の話を聞き、何を必要とされているかを瞬時に判断する能力が必要となるでしょう。
また、オイルの調合をおこなうという大事な業務もあるため、どちらかというと理系の人のほうが向いているかもしれません。
アロマセラピストに向いてない人
アロマセラピストに向いていないのは、以下の2つに当てはまるタイプの人です。
・相手の考えを読み取るのが苦手
・営業力やコミュ力に自信がない
アロマセラピーの専門知識は、スクールやサロンで学ぶことが可能です。
しかし、初対面の人とコミュニケーションをとるのが苦手だったり、会話の中から相手の気持ちや考えを読み取ったりすることができない人は、アロマセラピストになるのは難しいかもしれません。