基本給プラスαが多いから
美容業界の例にもれず、アイリストは基本給にインセンティブが加算された収入を得ることができます。
アイリストの場合は、おもに以下のプラスαがあります。
・指名料
・店頭販売の売り上げ
・資格手当
・技術手当
インセンティブや手当の額はサロンによって異なりますが、売り上げを増やせば増やすほど給料が上がるため、やりがいにもなるでしょう。
また、正社員は上記の他に賞与の支給や福利厚生があるため、総合的にみると非常に割の良い仕事といえます。
アイリストの給料事情を勤務形態で比較
アイリストの給料事情を、勤務形態別で比較してみましょう。
正社員アイリストの給料
正社員アイリストの給料は、25万~30万円です。
インセンティブや各種手当が支給されれば、収入はもっと増えるでしょう。
美容学校を卒業してすぐにアイラッシュサロンに就職する人が増えており、経験を積んで30歳前にディレクターや店長になる人も少なくありません。
同年代の女性会社員に比べると、高い給料にも期待ができます。
アルバイトアイリストの給料
アルバイトでアイラッシュサロンに勤める場合は、時給1,000円~というケースが多いようです。
賃金は地域差が大きいため、首都圏や関西の都市部では1,000円以上ですが地方都市では900円台ということもあります。
仮に時給1,000円とした場合、1日6時間×週3日勤務で1カ月72,000円の収入になります。
派遣アイリストの給料
美容系を専門に請け負っている派遣会社に登録して働く場合、派遣会社にもよりますが時給は1,400円前後になるケースがほとんどです。
ただし、派遣で働く際は契約期間が決まっており、同じサロンでずっと長く勤められなかったり次の仕事の保証がなかったりといったデメリットもあります。
地域によってはアイラッシュサロンに派遣してもらえる企業がないという事情もありそうです。
フリーランスアイリストの報酬
フリーランスのアイリストは、アイラッシュサロンと業務委託契約を結んで働くことがほとんどです。
サロンにもよりますが、売り上げの約50%を報酬として受け取ることができるため、顧客を多くもつベテランアイリストなら雇用されるよりも収入アップに期待ができます。
また、サロンと契約せずに空きスペースを借りて仕事をする「面貸し」というスタイルもあり、この場合は売り上げから場所代をサロンに支払う形になります。
オーナーアイリストの収入
オーナーとしてアイラッシュサロンを経営する際の収入は、売り上げ-経費となります。
スタッフの人数やサロンの規模によって支出は異なりますが、サロン経営ができるレベルのアイリストであれば、月収50万円/年収600万円を目指すこともできるでしょう。
まつ毛パーマやエクステンションの人気は高まっているものの、まだ美容室併設サロンが多いのが現状です。
地域にもよりますが、アイラッシュ専門店の需要は決して低くないと考えられます。