アイリストが給料をアップさせる方法は、おもに5つです。順番に説明します。
スキルを磨いて指名を増やす
アイリストが給料アップを目指す方法のひとつは、スキルを磨いて指名を増やすことです。
この場合のスキルは、施術に限りません。営業力やコミュニケーション能力も、アイリストに必要なスキルです。
なぜなら、初めてのお客にはアイリストそれぞれのスキルレベルがわからないからです。
完璧な施術をしてお客を満足させることは大前提ですが、その後も指名してもらうためには、営業スキルやトークスキルを発揮して、居心地の良い楽しい時間を提供しなければなりません。
店頭販売で売り上げを上げる
サロンで販売しているグッズを売って、インセンティブを増やすのも給料アップの方法のひとつです。
まつ毛用美容液、パーマやエクステンションをした後用のビューラー、まつ毛を傷めないクレンジングなど、アイラッシュサロンならではのグッズを積極的におすすめしてみましょう。
物販で成績を上げるには、営業スキルやトークスキルを磨くことが大切です。
インセンティブを多くもらっている先輩アイリストの接客を観察したり、営業力を身につけるための勉強をしたりするのもおすすめです。
民間資格を取得する
アイリストの民間資格を取得しておくと、給料アップに役立ちます。
理由は、以下のとおりです。
・資格取得のための練習がスキルアップにつながる
・資格があるとお客から信頼されて指名が増える
・資格手当が支給される
アイリストに絶対必要な資格は美容師免許のみですが、給料アップを狙うなら資格取得を目指しましょう。
フリーランスに転身する
一定数の顧客をもっていてスキルや実績が充分にあるアイリストなら、雇用されるのをやめて業務委託で働くのもおすすめです。
業務委託は、どれだけ働いても基本給が固定されている正社員アイリストに比べ、売り上げがあればあるほど収入が増えます。
業務委託の報酬は、一般的に売り上げの40~50%といわれています。
ただし、材料費や消費税などを差し引かれるケースもあるため、業務委託契約を結ぶ前には必ず契約内容を確認しましょう。
独立開業する
成績を上げても給料が変わらないと悩んでいるアイリストは、独立開業を検討してみても良いかもしれません。
すでにサロンのトップアイリストのレベルであれば、独立開業しても充分にやっていける可能性があります。
アイラッシュサロンは、狭いスペースと最低限の備品で始められるため、自宅の1室やワンルームの賃貸マンションで開業することも可能です。
ただし、サロン勤めのスタッフと違って仕事に保証がないため、開業前の準備は入念におこないましょう。
アイリストになるなら早いほうがいい理由
アイリストを目指すなら、早ければ早いほうがよいでしょう。理由をふたつに分けて説明します。
アイリストは将来性に期待ができる
現在、美容業界においてアイリストの将来性は高いと考えられています。
なぜなら、2000年頃に始まったばかりの新しいエステサロンであり、今後もまつ毛パーマ・エクステンションの需要が減る可能性は非常に少ないからです。
まつ毛エクステンションの発祥は韓国で、1980年頃のことでしたが、40年以上経った現在でもニーズが高まる一方であることから、市場の拡大にも期待できるとみて良いでしょう。
今からアイリストを目指しておくことで、美容業界の最先端に立って働くことができるかもしれません。
競合が少ないうちに地位を確立しておくのがおすすめ
アイラッシュサロンの数やアイリストの人数は、現在はまだまだ少ない状況です。
そのため、早いうちにアイリストとして一人前になり地位をキープしておくのがおすすめです。
サロンの数が増えると低価格化が進み、人材が増えるとひとりあたりの給料が下がります。
競合が増えたときにすでにトップアイリストになっていれば、高い給料をもらい続けることができるでしょう。